大相撲殺人事件 (ハルキ・ノベルス)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758420310

感想・レビュー・書評

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  • 第一話 「土俵爆殺事件」
    第二話 「頭のない前頭」
    第三話 「対戦力士連続殺害事件」
    第四話 「女人禁制の密室」
    第五話 「最強力士アゾート」
    第六話 「黒相撲館の殺人」

    「頭のない前頭」
    あれ?www ふつうに本格ミステリやってるwww
    という意味で笑える話。お風呂場で見つかった力士の首なし死体。バレバレな部分はあるものの、howの部分が面白く、伏線はきっちり。

    「対戦力士連続殺害事件」
    これはひどい(ほめ言葉)
    いいホワイダニットです。この話で相撲会はもはや壊滅状態?

    「女人禁制の密室」
    これはひどい(二回目)
    新しい国技館でお浄めの最中に殺された神官。しかし現場は神聖な土俵の上で容疑者たる四人は全員女性。誰も入れない「女人禁制の密室」だったのだ(棒)
    「良識ある女性が殺人を犯すことはあっても、土俵にのぼることは、到底ありえません。有史以来尊重されてきた重みのあるタブーがバリアになっているからです」
    相撲への理解にあふれた真相に涙。

    「黒相撲館の殺人」
    山奥の館で、歴史の闇に隠れた黒相撲会の黒力士らしき存在に次々と殺されていく力士たち。いずれも館にあったメッセージに見立てられた異常な死にざまだった。
    非常に魅惑的なシチュエーションながら、とても残念なことが一点。
    どうせ見立てやるんなら、相撲に関連した見立てにして欲しかった……。

  • マークと聡子がもうちょっと進展しても良かったなー笑
    トリックは結構おもしろかったけど、性的嗜好がやばい人がたくさん出てきて…更に力士が殺されたところを想像するとちょっと…という感じである
    お相撲さん足りなくね?

  • バカミス、短編集だが落ちはしっかりしている。
    これはこれで楽しい

  • 角界を舞台にしたミステリ短篇集。本作の力士は冗談のように簡単に死ぬ。ころころ死ぬ。事務手続きのように死ぬ。最終的には幕内力士の半分近くが死ぬ。「大量死の時代」という言葉をおちょくりとばすような勢いで死ぬ。私的ベストは『対戦力士連続殺害事件』。

  • すごっ。「一年で幕内力士の四十パーセントがいなくなった」って、角界壊滅状態!?(笑) どこからどこまで力士尽くしの殺人事件オンパレード連作短編。ちょっと無理がある気もするけど、力士ならではのトリックもあって、読み応えは充分です。どちらかといえばバカミスかもと思うけれど、だからこそ面白い部分が。
    お気に入りは「対戦力士連続殺害事件」。これ、最大級に笑えます。なんせ殺害される力士が14人って! 殺される条件は実に明確。なのに何の対処もしないのか相撲協会! しかも警察失態だらけだし、さらに動機が……あーもうこりゃ笑うしかないでしょ。

  • 相撲に対する描写はかなりうそ臭い。マークがいきなり幕下付け出しでデビューできる訳はないし、平幕が横綱と千秋楽に当たるなんて有り得ないし、その他挙げればキリが無い。その点は、かなりマイナス。その点と、文章がお世辞にも上手いとは言えない、という点を割り切れば。とっても変な推理小説として、面白いことは面白い。

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著者プロフィール

小森 健太朗(こもり けんたろう)
1965年生まれの作家・評論家、翻訳家。近畿大学文芸学部准教授。1989年東京大学文学部哲学科卒業、1997年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。
1982年、史上最年少の16歳で乱歩賞の最終候補となる。大学卒業後の1994年『コミケ殺人事件』でデビュー。2010年に『英文学の地下水脈』にて日本推理作家協会賞を受賞。
2004年刊行の連作短編ミステリー小説『大相撲殺人事件』は2008年文春文庫となり、その紹介文が2017年Twitterで注目を集めて大反響(バズ)に。絶版状態だった文庫版が再版され、大きな話題となった。

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