流れる砂 (ハルキ文庫)

著者 : 東直己
  • 角川春樹事務所 (2002年11月1日発売)
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  • 14レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (642ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758430135

流れる砂 (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 近野が…
    彼と引き換えにしただけの価値ある傑作と思えます。
    一気に読ませたなあ。
    ハードボイルドの主人公は、スーパーマンであるよりも、畝原みたいに弱味がいっぱいあってズタボロになっても、立ち上がる様がいいと思う。

  • ご当地モノにはついつい手が出てしまいますよね(笑)。
    東氏作品は札幌が舞台。なもんで、私には外せない作家の一人なのであります。
    だけど、なかなか(古本では・・)手に入らないんですよね・・・東氏作品。
    なので東氏作品はまだ2冊目です。
    読み始めた頃は内容的に薄いかも・・・と懸念しました。
    序章がちょっと長く、イマイチかなぁ~って。
    ちょっと我慢して読んでいたら、いろいろな要素が絡み合い、事件も大きくなり面白くなってきます。
    でも、謎の新興宗教を結びつけるまではしなくてよかったのでは?とも思いました。
    そこの部分が浅く感じるからです。
    それはそれで、違う物語ができるんじゃないかなぁ~と思うのですが。
    私立探偵の畝原はいい味をだしていますね~。
    畝原モノでは本書が2作目のようです。
    やっぱりちゃんと1作目から読まないとなぁ。
    もっと登場人物たちの関係がわかり、もっともっと面白くなるから。
    時々でてくる北海道弁。なんか微笑ましく思えます(笑)

  • 2014.5.30ー38
    女子高生を部屋へ連れ込む市の職員に対する苦情から始まり、親子心中、生活保護の不正請求、保険金詐欺、公益法人の無駄遣い・天下り、新興宗教に至るまで問題が複雑に絡む。探偵畝原シリーズ。

  • 畝原シリーズ第二作。

    長いけれど、一気に読めてしまった。
    生活保護の問題って、この本みたいにもっと昔からあったのだろうか。

    著者の作品を読んできて思うのは、
    嫌な奴や、いわゆる世間一般の枠からはみ出た人を
    書くのが非常にうまいということ。
    決して巨悪ではないのだが。

    どの事件もばらばらで関連が無い。
    真相もばらばらな事件がちょっとずつ重なり合って、
    一つの大きな事件に見えてしまう。そんな感じの内容。

    一つの不正を隠すためにまた別の不正をし、
    一つの殺しを隠すためにまた別の殺しをする。

  • 区役所の不良職員の事件が根が深いというか、ねじれきっているというか、関係者がろくでもない人間ばかりというよりも、今の人間がろくでもない人間が多いということなんでしょうね。畝原と姉川の距離が徐々に縮んでいくのが良いですね

  • 探偵畝原氏、第2弾。
    盛り沢山な内容で、
    最初のどうしようもない公務員のことを忘れそうになったよ。
    新興宗教に保険金詐欺、
    リアルで、リアルすぎてもう・・・怖っ。

    犯人が誰なのか、真相はどうなのか
    読みながら、もう後これだけしかページがないのに
    どうやって終わらせるよ、って感じ。

    飽きさせないのはお見事。

    人って怖いけれど、
    人に助けられていることも事実。
    生活するって大変だ。

  • 畝原シリーズ二作目。
    久々に読む手を止められない作品でした。
    事件の発端は女子高生相手の卑猥な商売をしている奴がいる、
    だったのに、話がグルリと展開していきます。

    生活保護の不正受給とかも出てくるので
    あまりに現在のニュースで話題になってることと
    タイミングが良過ぎて笑えました。

  • 探偵畝原#2。
    おかしな表現だけど、安心できるハードボイルド。

  • 理解不能な事件、理解不能な人が多すぎる。女子高生もそう。娘が行方不明の母親もそう。理解できないから、不快感でいっぱい。大袈裟ではなく、現実がここまで来てしまっているということなのか。

    シリーズを続けて読んでいるところですが、札幌が舞台なので、ここまでひどい事件が続いていると、とんでもない街に思えてしまう。そんなことはないはずなのだが。

    やはり、今回もどうってことない依頼から、何かがこぼれ、どんどん事件が大きくなってしまう。このシリーズはこういう傾向なのか。
    次も読みたいと思うんだけど、不快感ばかりが残ってしまうのはどうしたものか。

  • 初めて読んだ東直己氏の著書。

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