血路―南稜七ツ家秘録 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758431668

感想・レビュー・書評

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  • 山の者シリーズ好きなら、たまらない作品。切ないシーンもあり、かっこいいアクションもありで楽しめます。

  • 前に読んだ「死地」と同じ、人質などを敵城から落とす仕事を請け負う七ツ家のシリーズです。「死地」の叔父貴が七ツ家に入ったときの話。

    龍神岳城城主・芦田虎満の嫡男、喜久丸(=「死地」の二ツ)が主人公。
    信濃を狙う武田晴信(=信玄)に唆された叔父の裏切りで、両親と姉を殺され、自分も危うく殺されるところを七ツ家に助けられる。
    そして喜久丸は山の民として成長する傍ら、七ツ家は喜久丸のためだけじゃなく主に他の仕事の依頼で武田の忍者軍団「かまきり」と戦う。

    風魔小太郎がやられ役すぎて哀れです・・・;
    後は漫画「隻眼の竜(横山光輝)」の主人公山本勘助が出てきたのは嬉しい♪敵でしたが;

  • 「南稜七ツ家」「落としの七ツ」とかのネーミングセンスだけで燃える。山の者vs武田晴信の忍び軍団。地下に鍾乳洞ありの龍神岳城。そして鉈。この要素だと、山田風太郎ばりに濃い話になりそうなのですが、バトル中心でキャラの描写がほとんどないのと、おいろけ控えめ&主人公が若くて未熟なので成長ストーリーの趣もあって、不思議と爽やか。各キャラ描写を深くすれば、もっと読み応えがあったろうと思いますが、これはこれでテンポよくて楽しめました。長すぎず、短すぎずで久々の一気読み。続編と「逆渡り」も読もうと思います。

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著者プロフィール

一九四九年、小田原市生まれ。早稲田大学大学院演劇専攻修士課程修了。八〇年、群像新人文学賞を受賞。八一年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。二〇〇〇年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞、「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」〇九年版で「戻り舟同心」シリーズがベストシリーズ三位に入る。

「2014年 『目目連 高積見廻り同心御用控』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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