血路: 南稜七ツ家秘録 (ハルキ文庫 は 5-5 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
4.29
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758431668

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山の者シリーズ好きなら、たまらない作品。切ないシーンもあり、かっこいいアクションもありで楽しめます。

  • 前に読んだ「死地」と同じ、人質などを敵城から落とす仕事を請け負う七ツ家のシリーズです。「死地」の叔父貴が七ツ家に入ったときの話。

    龍神岳城城主・芦田虎満の嫡男、喜久丸(=「死地」の二ツ)が主人公。
    信濃を狙う武田晴信(=信玄)に唆された叔父の裏切りで、両親と姉を殺され、自分も危うく殺されるところを七ツ家に助けられる。
    そして喜久丸は山の民として成長する傍ら、七ツ家は喜久丸のためだけじゃなく主に他の仕事の依頼で武田の忍者軍団「かまきり」と戦う。

    風魔小太郎がやられ役すぎて哀れです・・・;
    後は漫画「隻眼の竜(横山光輝)」の主人公山本勘助が出てきたのは嬉しい♪敵でしたが;

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」(講談社文庫)、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」(すべて祥伝社文庫)シリーズなど。2020年11月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長谷川卓の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×