二重標的: 東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫 こ 3-17)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432252

感想・レビュー・書評

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  •  東京湾臨海署(ベイエリア分署)で発生した殺人事件。謎を追ううちに別の殺人事件との接点が・・・。
     警察組織内のしがらみと、熱い刑事魂が見える。おなじみの個性派キャラも健在。

  • ベイエリア分署と揶揄される日の目を見ない警察暑で、誰からも班長と呼ばれ慕われる安住刑事。人手が足りない中、少ないながらも優秀な部下とともに難事件に挑みます。個性的な部下たちを思いやりながら捜査を進める姿に好感が持てます。まだ昭和の匂いが感じられる作品でしたが、時代を超えた良さを感じられる作品でした。

  • 村雨さんのイメージがTVとちょっと合わないかな・・・

  • 文章が堅苦しくて、初めはまるで翻訳本を読んでいるような感覚が拭えなかったのだけれど、次第に慣れて来たのか、後半はサクサクと読み進められました。内容は時代を感じさせる描写が多く、決して今時な作品ではないけれど、スタンダードと言うか、安心して読める一冊だと思います。

  • なるほど。ダブルターゲットとはそういう意味だったのね!納得。シリーズの第一作とは知らずに順不同で読んでいるけど、十分おもしろくわかりやすい。あとがきにもあったが、実力者のわりに受賞経験のなかった作者が「隠蔽捜査」で受賞を果たしたとき、共に仕事をしてきた編集者たちが泣いて喜んだそうだ。ラジオでも作者が話していたが、その泣いて喜んでくれた友の中には大沢在昌がいたという。いいお話だ。

  • 安積班シリーズ第一作。
    長編です。

    安積さんはなんだってこんなに自己評価が低いのでしょうか……。
    相楽さんは第一作から登場していたんですねえ。

    元々は大陸書房から出版されていたのだとか。
    ドラマ化を期に復刊したのかな?
    ありがたやありがたや……。

  • パソコン通信という表現を見て、初めてこの本が20年以上前に出版されたということを知った。それほど色褪せないストーリー展開だった。

  • 捜査は行き当たりばったりな気がするけどスープラ隊がバブリーな響きで良い。当時の湾岸懐かしいわw。ハルキ文庫って角川春樹のハルキなんだ~。

  • 大好きな俳優さんで大好きなシリーズをドラマ化ということで、俄然興奮して集中的に再読。

  • シリーズ一作目。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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