硝子の殺人者―東京ベイエリア分署 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432528

感想・レビュー・書評

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  • 「安積班シリーズ」の3作目
    相変わらず、典型的な刑事ドラマを構成するような登場人物たちです

    しかし、今回はいままでと違う展開をみせます
    前2作より最近の作風によってきて、出来が上がった感じがします

  • 安積班シリーズ3作目。落ち目の脚本家の変死から物語が始まる。前半で犯人があっさり逮捕。しかし、ここから人間関係のドラマが始まる。前作まで対立していた相楽との関係、警察官と家族の関係も描写される。安積の原理原則に基づく判断と行動、主人公の仲間の描写は今野敏作品に共通する匂いだ。

  •  『二重標的』『虚構の殺人者』でも、挑んでくるような相楽警部補との対立構造などの困難がなかったわけではないが、安積警部補が決断に苦しむようなピンチに見舞われることはなかった。しかし、この『硝子の殺人者』で、安積は、初めて苦しい決断を迫られる。そんな時、安積は、まるで『隠蔽捜査』の竜崎のように、警察官であるという原理原則に基づいた決断をする。

     事件が解決した時、安積は、迎えに行くと約束していた妻と娘の帰国に間に合わなくなってしまった。速水小隊長は、助手席に安積を乗せたスープラのパトカーを猛然と発進させ「職務特権という言葉を知っているか」と言う。安積は「職権濫用という言葉なら知っている」と言うのだが、このようなキャラクターの立った登場人物達の何気ない会話が楽しい。

     今までは、ありふれた刑事ドラマのような筋書きだった物語りが、回を重ねることによって、今野敏さん独自の世界に姿を変貌させてゆく兆しが見える。

  • ようやくたどり着いた!安積班残りあと二冊。まあどうでもいいことなんだけどw 須田がずいぶんクローズアップされてるね... 前の作品でも思ったけど村雨の印象がね。ドラマの影響はすごい。

  • 1991年8月勁文社刊。1998年ケイブンシャ文庫化。2006年9月ハルキ文庫化。東京ベイエリア分署シリーズ3作目。芸能界殺人事件というようなストーリー。安積班の活躍は毎度、頼もしい。

  • 湾岸署の刑事が飲んでいる。有名脚本家と美人タレントが飲んでいる。ポケベルがなる。死体発見。現場へ。
    殺されたの脚本家。コカイン反応あり。現場から逃げた男。暴力団の純組員。実行犯は確定。
    有名脚本家がコカイン売人?スキャンダル写真家に辿り着く
    隠していたのは、麻薬捜査担当刑事の娘が美人タレントからコカインを買っていた。美人タレントの雰囲気から刑事達はコカインをやっていると感じた。美人タレントは暴力団から
    コカイン売りさばいていた。殺された脚本家は、その事実をばらすと恐喝したので殺された
    伯父が国会議員の有名脚本家は罪には問われずその証人。
    麻薬捜査担当刑事は辞職

  • 最後までハラハラドキドキ!

  • 2作目の前に3作目を読んでしまった。まあ、どうでもいい事だけどね。今は、携帯電話・スマホが当たり前の世の中だけど、たった20年前には警察の方達も連絡を取り合うのが大変だったろうななどと考えてしまった。

  • 安積班第三作目。お馴染みの仲間とのお馴染みのやり取り。その中でも今作で私が好きなのは鑑識係長、石倉巡査部長との小芝居。にやにやが止まらない。エンディングでの速水とのやりとりにもにやにや。

  • 周りが認めるほど安積さんって魅力的かなぁ、と思いながら読んでいるシリーズ。
    黒木さんをもっとクローズアップしてほしい。

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