美酒礼賛 (グルメ文庫)

著者 : 山口瞳
  • 角川春樹事務所 (2007年3月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758432801

作品紹介

人生でさいしょに飲んだ酒の話、野球場での悪酔い酒について、高い勘定へのぼやきなどの愉快な酒談義。北は小樽の海陽亭から南は長崎のとら寿司まで、美味しい料理と酒を楽しんだ全国各地の行きつけの店とお気に入りの料理のこと。さらに、その土地ならではの食と酒を味わい尽くす旅の楽しみ方まで、美酒と美食をこよなく愛した作家による、旨い話ばかりをぎゅっと凝縮した、極上の一冊。

美酒礼賛 (グルメ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 気に入ったお店はとことん贔屓にする、
    山口瞳さんのこだわりが伺える。


    人生でさいしょに飲んだ酒の話、野球場での悪酔い酒について、高い勘定へのぼやきなどの愉快な酒談義。
    北は小樽の海陽亭から南は長崎のとら寿司まで、美味しい料理と酒を楽しんだ全国各地の行きつけの店とお気に入りの料理のこと。
    さらに、その土地ならではの食と酒を味わい尽くす旅の楽しみ方まで、美酒と美食をこよなく愛した作家による、旨い話ばかりをぎゅっと凝縮した、極上の一冊。

  • お酒は飲まないわけではないのだけれども、すごく好きというわけでもないし、沢山飲める方でもない。日本酒でもワインでも、お酒の味の違いは、うっすらとは分かるけれども、特定の好みがあるわけではない。酒の場は好きだけれども、要するにお酒飲みではないのである。にも関わらず、この本を読むと、おいしいものを肴にぶらりと一人で酒場を訪ねたくなるから不思議だ。それはともかく。私の住んでいるタイでは、タクシン元首相への有罪判決をきっかけに、元首相の主要な支持母体でもある赤シャツ隊の動きが、先々週から再び活発化している。赤シャツ隊は、毎週末に、大規模なデモをバンコクの中心部で繰り広げている。私も一度出会ったが、暴力的な雰囲気は皆無で、むしろ何だか楽しそうに行進してるな、っていう感じのデモだ。そういうことが、先々週の土曜日、先週の日曜日、そして、今週の土曜日、明日も行われようとしている。平和的なデモだから良いとも言えるのだけれども、実際問題として少し迷惑ではある。平和的ではあるけれども、デモの規模が大きいので、その間、バンコク中心部の道路は普通には自動車が通れなくなり、大渋滞を起こすのだ。先々週の土曜日はゴルフの後市内で会食を予定していたのだけども、なかなか自動車が市内に入れなくていらいらした。でも、まぁ、週に一回いらいらするぐらいは問題ない。問題は、爆弾騒ぎというか、少し暴力的な匂いがし始めていることだ。今のところ狙われているのは、政府関係機関等なので、普通に暮らしているぶんには、全く何の危険も感じないのだけれども、これがエスカレートすることがなければ良いけれどもな、と感じている。解決のきざしが見えない、というのがもう一つの懸念点だ。現在の政府は、選挙の結果選ばれたものではなく正当性を欠くので、今すぐ議会を解散して総選挙をやるべし、というのが赤シャツ隊の主張であり、それは一見筋が通っているように見えるけれども、今の政府だって国の法律に則って成立したわけであり、政府の側が、時期が来たら必ず総選挙があるわけだからそれまで待ってよ、と言っていることも正しかろうというか、議会を解散する法的な義務は政府側にはないわけである。外国人の私から見れば、どちらでも良い。でも、仮に総選挙をやって赤シャツ隊側が勝った場合(その可能性が大きいのだが)、今度はおととしから去年にかけてのように、黄シャツ隊が黙ってはいないわけであり、色を変えて同じことが起きる可能性が高いのだ。まぁ、まず言えることは、選挙の結果は次の選挙まで尊重する、という、言わば、議会制民主主義の常識中の常識を、まずは守ろうよ、ということだ。

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