母子燕―出入師夢之丞覚書 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 27
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433143

作品紹介・あらすじ

半井夢之丞は、深川の裏店で、ひたすらお家再興を願う母親とふたり暮らしをしている。亡き父が賄を受けた咎で藩を追われたのだ。鴨下道場で師範代を務める夢之丞には"出入師"という裏稼業があった。喧嘩や争い事を仲裁し、報酬を得ているのだ。そんなある日、呉服商の内儀から、昔の恋文をとり戻して欲しいという依頼を受けるが…。男と女のすれ違う切ない恋情を描く「昔の男」他全五篇を収録した連作時代小説の傑作。待望の新シリーズ、第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【収録作品】第一話 昔の男/第二話 秋に入る/第三話 橋を渡る日/第四話 氷雨/第五話 母子燕

  • 人々のいろいろな悩みを解決することを業いとする「出入師」という職業と通して、江戸時代特有の社会や、義理・人情を描いている。親と子、男と女の深く切ない縁を描いた時代小説の傑作!

  • 今井先生の新シリーズです
    めずらしく一巻から♪

    新たな物語の勢いがもう少し欲しかったのですが
    大変面白く読みました

    ただ、この主人公に魅力を感じられないのが残念

  • 浪人の夢之丞はお家再興を願う母親と二人暮らし。表向きは一刀流の道場師範代だが、主な収入源はケンカや争い事の仲裁をする出入師という裏稼業である。
    剣の腕前も口も立ち、見た目も色男…。そんな設定なのだが、いまいちその人物像が活用されていない気がした。夢之丞のもとに舞い込んでくる仕事や事件も関わる人々の心情への掘り下げが浅いというか…。読んでいてイマイチ物語にのめり込めなかった。
    唯一、「橋を渡る日」のラスト(連作短編集なので)にはじぃ~んときたが、萌の人物設定が、冒頭の登場シーンと回想部分とでまったく違うのが気になってしょうがなかった。

  • 1
    夢もおりゅうもいいキャラなのに長セリフが毒。読みづらい。ほんと、長いセリフで説明するのやめてほしい。

  • 頼りなさげな主人公の夢さんかと思ったがだんだんかっこよくなっていった。
    話は明るくはない。世の人の無情をすごく上手く描いているあたりはさすが…。

  • 登場人物のセリフや地の文の言い回しがすごい。藤沢周平「よろずや平四郎活人剣」が好きだったが、似たかんじがして先が楽しみ

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