冬の蜉蝣―鎌倉河岸捕物控〈12の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.68
  • (13)
  • (21)
  • (35)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 298
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433365

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大人気の「鎌倉河岸」シリーズ。

    途中、何冊か、スキップしているが、
    第十二作まで読んできた。

    何といっても、栄五郎親分のキャラがいい。

    どっしりと、物語の中心を支えている。

    ま、このシリーズは、どんどん若親分となる、
    政次が中心となっていくのだろうが、
    それでも、栄五郎の魅力には負けている。

    頭が良くて、気転がきく、胆力もあり、
    腕も立つ…、なのだが、
    何だろう、キャラが、かすんでしまう。

    ま、まだ序盤だから、
    これから、魅力がぐんぐん増していくのかも
    しれないが…。

  • 政次の活躍は定番として驚かなくなってきたけれど、最近軽く扱われるばかりであった亮吉の良さが改めて取り上げられたのが良かった。

  • 捕物五編。
    政次の超人っぷりに歯止めが利かない。

    しほとの婚礼を間近に控えた年の瀬にも新年にも、事件はなくならないのね。

  • 佐伯の「あの人は今」シリーズの一冊。(^^;
    最近の各シリーズもので懐かしの登場人物がよくでているんだよね。(^^;
    犯人とその関係者以外の人たちの対応が大人で気持ちよく読めます。
    以前は主人公の一人「しほ」が描く絵が解決に絡んだりしていましたが、最近はほぉっておかれることが多いですね。
    きっと、結婚式あたりの巻で大活躍するのに違いありません。
    一番最後のエピソードはちょっと蛇足でしたかね?
    真ん中のエピソードが良かったから、その余韻を残して終わっていた方が良かったと思うんだけれど。

  • ★2008年8月23日 63冊読了 佐伯泰英作品 鎌倉河岸捕り物控12の『冬の蜉蝣』

  • 祝言を間近に控えた金座裏の若親分 「政次」 と 「しほ」 を描く。「小太郎の父」 は、母が父を討つという痛切な内容、第五話 「鱸落としの小兵衛」 がいいです。まさに手汗握る捕物になってきました。今後この路線で進むことを期待します。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    寛政十二年の年の瀬、金座裏の若親分の政次は、久しぶりの剣術稽古に精を出していた。同門の士より、永塚小夜の姿が見えないと耳にした政次は、小夜が指導している林道場を訪れることに。そこで政次は、小夜の息子の小太郎がかどわかされそうになった事実を聞く。政次ら金座裏の聞き込みにより、秋月藩士が関わっていることが判明するも、背後に小太郎の父親の影が…。祝言を間近に控えた政次、しほ、そして金座裏を巻き込む事件の行方は?大好評書き下ろし時代長篇。

    1月23日~26日

  • 次はとうとう祝言ですね

  • 秋月藩の話は3話で終了かあ。もう少し長く続くと思っていたのでいささか拍子抜け。全体的に投げっぱなしの伏線が多かったように思います。しかし、政次・彦四郎・亮吉の関係をあらわしたくだりはよかったなあ。

  • なんでも結構巧くできちゃうんだよねえ。悪役以外は彼らに偏見も悪意も持たない。
    まあ安心して読める勧善懲悪だから仕方ないんだけど、ここまで長いとそういう対立が生む遣る瀬無さがたまにはあっていい気も。

  • タイトルになっている箇所の描写と
    銀蔵親分の訃報のところの亮吉の描写、
    すごくよかった。

  • 鎌倉河岸シリーズ 12巻

    あの女流剣士の子供がさらわれた!
    子供の父親が脱藩した本当の理由は?
    藩の騒動を引きずり事件がおき、政次が走る

  • 政次としほが板橋で急接近~前半:黒田秋月藩の家臣が強訴した百姓を斬り殺して脱藩し,仙台に流れて道場主の娘との間に子をなして逃げ出したのが秋田和馬であり,秋田家の再興のため小太郎を跡継ぎにしようとして誘拐事件を起こすが,小夜と政次が潰す。後半:板橋の銀蔵危篤の報に触れて,向かった弟分の九代目と跡取り十代の政次は宿のあちこちに火付けしている隙に脇本陣から千両箱を盗もうとして政次らに阻止される。松坂屋に婚礼の衣装を見に行ったしほは,偶然にも万引きの目撃し,政次が捕らえはしたものの,一味は上水に毒を流して脅迫し張本人解放を要求するが,猪牙舟の船頭は彦四郎だった~兄弟駕篭のお喋り繁蔵が余計な事を喋る喋る・・・怜悧な頭脳を持つ政次と情に厚い彦四郎を繋いでいるのは亮吉様ってこと。この先のタイトルを知っていると・・・しほと政次の祝言は御用で政次がいないことが分かってしまう。板橋で政次としほは,男と女の仲になった!

  • 小太郎の誘拐で小夜様の過去がやっと断絶されました。
    板橋の親分の代替わり、上方からの万引き一党の捕縛と事件は続き…
    今回も政次が活躍しています。
    しほも豊島屋の奉公を終えて祝言まであと数ヶ月になりました。
    次巻は祝言の様子になるのかな?

  • 巻が進むと動物を飼いはじめるのは磐音と同じ(笑)ただしこっちは猫。この巻では、金座裏が福岡黒田藩に恩を売る(笑)のと、板橋宿の銀蔵親分の往生の話がメインになる。銀雑の死ぬ下りは、涙を禁じえないイイ話。女男松は仁左が政次にも勝るイイ男だから、亮吉の素直な涙と相まって、ちょうほろりとする出色の巻となっている。これはオススメ。

  • 5/20

  • 初版本

  • 今回は小夜さまが主役でしたね。

全19件中 1 - 19件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×