警察庁から来た男 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 167
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433396

作品紹介・あらすじ

北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。『笑う警官』に続く道警シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 終わり方が最高だった。すごいドキドキ感がたまらない。

  • 北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。

  • 一作目より面白くなってる。それにしても、実際の解決にほとんど日数を要していない、ものすごく優秀な人達ですな。とはいってもそれほど御都合主義さは感じないけれど贔屓目だろうか。まあ、贔屓してるわけだが。

  • 警察官僚も、ふつうの官僚とあまり変わらないんだなぁ。
    警察の中でも刑事はやはり別格か。公務員ではないな。笑

  • 「笑う警官」で登場した津久井・佐伯・小島などが再び物語を動かしていく。
    かつて津久井たちが失敗した囮捜査。
    失敗したのは誰かが情報を流したのでは?という疑問を、違う捜査を進めていく中で佐伯たちは持ち始める。
    警察内部の不正を暴いた津久井は警察官として正しくない行いをしたのか?
    内部告発とは組織に対する裏切りなのか?
    組織を思えばこその行動も、保身に汲々としている人たちにとっては、脅威であり迷惑な行為でしかないのだろう。
    警察官も、警察官僚も、そして一般市民も、みな同じ人間のはずだ。
    不正は良くないことだと誰もが知っている。
    それでも、組織の中で不正がまかり通るのは、それを必要とする人たちがいるからだ。
    倫理観の薄い者が上層部を占めるようになれば、きっと組織は内部から腐っていく。
    津久井のような警察官が大多数だと信じたい。
    そして、やはり正義は強いのだと思いたい。
    気持ちのいい終わり方に好感が持てた。

  • 北海道警察本部に警察庁から特別監察が入った。監察官は警察庁のキャリアである藤川警視正。藤川は、半年前、道警の裏金問題の為に百条委員会でうたった(証言した)津久井刑事に監察の協力を要請した。一方、札幌大通署の佐伯刑事は、ホテルでの部屋荒らしの捜査を進めていた。被害者は、すすき野の風俗営業店で死んだ男の父親だった。大通署に再捜査の依頼の為、そのホテルに泊まっていたのだという。佐伯は、部下の新宮と事故現場に向かうのだが…。『笑う警官』に続く道警シリーズ第二弾。

  • 道警シリーズ第2弾。「笑う警官」で随分もやもやしたが、道警裏金事件は実話だったのか。フィクションでカッコよく書きたくても最低限のしばりがあって、前巻でのキャリアの自殺は外せなかったのだ。この巻での、出頭を命じた山岸に逃亡され、更に暴力団に殺害されてしまうというミス(またか!)もまた外せなかったのだと納得。すっきりはしないが、仕方がない。現実とはこういうものだ。と理解すると、俄然面白くなってきた。次巻も楽しみだ。

  • 第2弾。
    今はまだチームでは無いが
    事件発生時にちょっとだけ互いに協力し合い
    絆を深めている最中?のメンバー。

    現代版必殺仕事人?風である。

    話的には面白かったけど
    決定的な証拠をつかんでいた
    若い女の子があっさり殺されちゃって
    しかも刑事が守りきれずに・・
    親御さんの気持ちを考えると
    いたたまれない・・・・(入り込みすぎ?)

    次は第3弾!
    当然購入済みである。

  • シリーズ第2弾。凄まじく面白かったwww すごいなマジで。最初は裏で何が起きているのか、黒幕は誰か、徐々に突き止めていくとこが巧く描けててヤバい。興奮する。容疑者との会話の駆け引きや、心理的な攻防も面白かった。

  • 「笑う警官」に続く道警シリーズ第二弾。前作で活躍した佐伯、津久井が、新たな警察内部の不正に挑む。

    薄野で起こった2つの事件。些細な事件と思われていたのに、警察庁からエリートキャリアの監察官が特別監査に訪れる。うたったことで干されていた津久井がまたもや呼び出される。そして、佐伯は別のルートから同じ謎に行きあたる。謎を探っていくうちに、過去に佐伯、津久井が担当した事件にもつながりがあることが分かっていく……。

    前作と同様に時間的な緊迫感もあり、少しずつ分かっていく謎に引っ張られるように、読み始めたらあっという間に読了。


    佐伯、津久井、新宮、小島、それぞれのキャラクタにも魅力があるし、監察官としてやって来たキャリア藤川も魅力的。それぞれのキャラクタを掘り下げたら、もっとたくさんのストーリーが作れそう。この小説の中ではあまり踏み込んで書かれていないのが微妙に不満でもあり、スピード感を持って読ませるにはこのぐらいのほうがよいのかも…とも思ったり。もっとたくさんの物語が読みたいという気持ちで読み終わりました。彼らが出てくる小説はすでに書かれているのかな。調べてみよう。

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著者プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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