警察庁から来た男 (ハルキ文庫 さ 9-3)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 2144
感想 : 201
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433396

感想・レビュー・書評

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  • まぁいっかと思って第二弾から読んだけど、前回の事件とか結構絡めてきてたし、順番守ればよかったかな。
    それでも問題なく面白かった。
    最後の一言、私はあまり好みじゃない。内容と合ってないて。。

  • 道警シリーズ2作目。道警の汚職の実態を解明するために、警察庁から送られてきた藤川警視正。監査協力の白羽の矢が当たった津久井巡査部長。同時進行で、転落事件に関わった佐伯・新宮コンビ。 監察側と捜査側がテンポ良く真相に迫っていきます。警察シリーズを読むたびに思いますが、警察官といえども人間。いろんな人がいますね。

  • 相変わらず面白かった。主だった面々、どこかカッコよくない所がいい。佐伯と小島、次回あたりにどうかなるかな?

  • なし

  • 前作「笑う警官」の続編。
    佐伯・津久井のコンビが再び活躍。

    特に小島百合の再登場が嬉しい。
    彼女は、OA関係のエキスパートであるが、かなり推理もできる。
    おまけに、剣道の有段者。
    できる女 小島百合。

    前作ほどのスピード感や仕掛けはないものの
    官僚と協力して身内の腐敗を暴く過程が面白い。

  • 前作の登場人物たちの印象が強いうちに読んだので話に入りやすくとても読みやすかったです。「警察庁」から来た男が敵なのか味方なのか、恐る恐るの読み始めでしたが、彼らそれぞれが自分の信じるところに従って行動し、いろいろなことが少しずつ明らかになっていき繋がっていく様子は後半に行くにしたがってスピードも上がり本当に読み応えがありました。佐伯、津久井、新宮(今回は+藤川)もそれぞれ描写が素晴らしく素敵ですが、私にとって印象深いのは小島百合です。あんな風に仕事ができる女性になりたかったなぁ。

  • このシリーズにハマり読み終わるのが勿体なくてチョビチョビ読みました。

    藤川監察官が堅物のキャリアと思いきや、ちょっと子供染みた顔が見え隠れするとこ。

    出来る男、佐伯は相変わらずカッコいい!

    事件解決まで少し短いかなぁ~~て思わない事もないけど、ダラダラ進むよりは良いかも(汗)

    出来る警察官達なんだけど、クスッとした会話もあり……道警シリーズが好きになりました。

    第3弾読もーっと!(*^ー゚)b グッジョブ!!藤川監察官!

  • 面白かった

  • これは北海道警察シリーズ第二弾。
    いやぁ、面白かったです。
    津久井刑事が大活躍。
    また続編を読むべく借りてきています。
    楽しみ!

  • 笑う警官の続編/ 道警シリーズ二作目/ 面白い/ というか、この構成は有りだ/ 稲葉事件(郡司事件)という大きな事件を象徴にして、その下流で翻弄される警察官を軸に事件が起きる/ 三作目からもそうなっているかはまだ読んでいないので知らない/ それにしても作中の「山口組誠勇会」は現実的には山口組誠友会であろうし、漢字一文字変えても読みは一緒だし、かなり思い切ったなという気がする/ 得体の知れない不正の匂いをあぶり出す後半はかなりワクワクした/ 津久井が監察付きに任命されるところはグッときた/ しかし、PCが使えるだけ(に見えてしまう)受付の女を監察チームに加えるのは疑問/ PCが得意なキャラで行くならもっとその描写をすべきと思う/ 検索が得意、なんてのはPCスキルではない/ 

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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