公安捜査 2 (ハルキ文庫 は 3-4)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 103
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433556

感想・レビュー・書評

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  • 公安捜査シリーズ 第2弾

    特別捜査チームの特命を受け、覚醒剤密輸事件の内偵中の蛍橋は、京都で麻薬取締官・四角哲也の殺害現場に居合わせてしまう。

    殺害された四角は妻の死亡事故に暴力団の影を感じ動いていた。

    蛍橋は四角の最後の言葉の「キョウコ」を探すが、密輸事件に医療法人・桜慈会と福祉サービス会社・AIZENが関連し、それにキョウコも巻き込まれている臭いがしてくる。

    蛍橋は懇意の三好組の力や、捜査刑事・鹿取と児島の力を借りながら、田中警視長の密命を遂行する。

    北朝鮮が絡む覚醒剤密輸事件で、福祉利権を貪る官と民の不正が暴き出される。


    今回もお馴染みなメンツが登場します。
    三好組は昔気質で今野敏の「阿岐本組」を彷彿とさせます。
    しかし蛍橋はなんでこんなにモテるんだろう。
    蛍橋と北朝鮮との決着が次作でつくのかな?

  • 北朝鮮からの覚醒剤密輸事案を内偵中だった、神奈川県警公安二果の螢橋政嗣。監察対象者を追うさなか、螢橋は殺人の現場に遭遇してしまう。殺されたのは麻薬取締官・四角哲也。彼は、広域暴力団仁友会の小山こと在日北朝鮮人・申勲を内偵中に妻を殺され、復讐に燃えていたという。螢橋はやがて、とある病院と老人ホームへたどりつく。北朝鮮との闇のつながりとは果たして何なのか?大好評のシリーズ第二弾。

  • 主役は児島なのか蛍橋なのか?

  • 公安刑事・蛍橋の活躍を描くシリーズ。かつてノベルスの形式で出版されたものを大幅加筆・修正したもの。
    蛍橋さんは男女問わずモテモテ(笑)
    それは兎も角、今回の件はいわば末端が捕まったのみ。今後本丸に手が届く展開になるんでしょうか…

  • yonda...

  • 事件そのものより登場人物達のキャラが魅力的。
    すごく面白いとかそういうこともないのだが、次も読んでみたいと思ってしまうシリーズ。

  • シリーズ第2弾。
    螢橋は、麻薬取締官の殺人現場に遭遇するが・・・
    事件自体はそんなでもないけれど、登場人物が魅力的。
    どんどん読めちゃう。

  • 公安刑事・蛍橋が活躍するシリーズ第2弾。
    第1弾では、捜一の若手刑事・児島とのダブル視点で描かれていたのですが、今作はあくまでも蛍橋が主人公。
    私としては児島が好きだったので、後半、鹿取とのコンビで出てきた時は、ちょっとニンマリ。
    ストーリーとしては、現実にはあり得ない展開で、あくまでも娯楽作品として読むことをお勧めします。
    前作もそうだったんだけど、敵対している相手像があんまりうまく描かれてないのが、ちょっと不満かも・・・

  • 2008年102冊目。

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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