ナイトランナ- (ハルキ文庫 こ 3-22 ボディーガード工藤兵悟 1)
- 角川春樹事務所 (2008年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433594
感想・レビュー・書評
-
傭兵経験のある主人公・工藤兵悟がボディーガードとして活躍する話。ボディーガードと言っても、東京都内で警察官とバトルしたり、拳銃ぶっぱなしたり、都市型ゲリラのよう。今野さんにしては、ちょっと安っぽい、軽薄な感じだが、結末が気になり、速攻読破。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新しく読み始めた今野シリーズ。なんとなく潜入捜査の真田と似た雰囲気の主人公ですね。CIAに追われる女性をボディーガードする依頼を受け、ひたすら逃げまくる。
追うものの目線・思考と追われるものの目線・思考の両面を描いているので、「あっ、その手はマズイよ!」とか、読み手にとっても予想される結末が見えながらも、工藤があの手この手でその結末を裏切る活躍をみせてくれるのが本作の一つのみどころでしょうか。
最後は万事休すと思わながらも実は相手を術中にはめていたという展開でしたが、ちょっと駆け足感が出てしまっており、大どんでん返しの割には拍子抜けするくらいあっけない幕切れで、もう少し丁寧に描いてもよかったかなと思います。 -
エンタメ。
-
派手な格闘があったり、カーアクションがあったりする割になんだか地味な雰囲気が残るのはなぜだろう?(^^;
やはり、期限付きで逃げ回るっていう設定が派手になることを禁じているんだろうなぁ。舞台が日本なら警察力も考慮すれば無理できないし。
ここら辺が、比較的リアルな方向の作品を残す今野の色というか限界というか。
落ちについてはちょっとした意外性が。
なんていうんだろう、「幻の女」の読後感と共通する何かがある感じ。褒め過ぎかもしれないけど。 -
テンポよく進んで行く。
格闘する時の表現はすごいと思う。 -
安定の今野敏さん。
ボディガードのこのシリーズは、途中から読み始めて、何故か今頃1冊目を読んでいます。 -
う~ん(-_-)
主人公のキャラが。。。
黒崎さんのほうが魅力的ではあるまいか。 -
今野敏のこれまで読んだことのなかったボディガードシリーズ。途中、技の説明が多かったり、環境についての話が長くてそこは斜め読みした。最後の結末は、ギリギリまで予測できなかったけど、まーまーかなーということで星3つ。