チェイス・ゲーム 新装版 (ハルキ文庫 こ 3-23 ボディーガード工藤兵悟 2)
- 角川春樹事務所 (2008年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433686
感想・レビュー・書評
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元傭兵・工藤兵悟が活躍。マフィアに追われる戦友から助けを求められたが、逆に捕まえる立場になる。戦友が得意だった山岳ゲリラ戦で苦労する工藤。ラストは急展開。ちょっと無理ある設定でした。
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シリーズ2作目。本作はイタリアマフィアに追われている昔の戦友を追いかける、その傍らミスティで黒崎と亜季子がマフィアの人質にとられている、というものでもはやボディーガードではないんですが、まぁそこは今野さんのシリーズものということで気にせず読み進めます。
前作同様3日間というタイムリミットがある点は共通していますね。チェイスゲームというタイトルの通り、追いつ追われつの展開。山では部類の強さを誇るアルを工藤がどうやって捉えるのか、はじめのうちはアルに翻弄されながらも徐々にアルとの距離を詰めてゆきます。
一方、ミスティにいるマフィアたちも3日間の密室での生活によるストレスからだんだん風向きが怪しくなってきて人間関係がぎくしゃくし出してちょっとした仲間割れ状態に。
この2つの展開があいまってだんだんと工藤に分がある雰囲気が出てくる、さらにミスティがなんだか怪しいのではとかぎつけてくる地域課の警察官も登場しだんだんと事件解決の様相を呈してくるのです。
派手なシーンはないのですが、そんな状況の変化を楽しむ一冊といったところでしょうか。 -
工藤シリーズ2
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日本の山岳地帯を舞台にした元傭兵同士の追いかけっこ。
追っかける側が主人公なことや、山岳の専門家が追いかけられる方だったりすることが特徴的ですね。
追いかける側に素人を入れることによって、夜間の山岳地帯の厄介さが描かれていたり、主人公がスーパーマン的な行動をできなくしているあたりが上手ですね。
乃木坂のパートが中途半端な気がしましたが、もう少しふくらませても良かったのでは。 -
安定の今野敏さん。
面白かったのだけど、後半が呆気なくてちょっと拍子抜けしてしまった。 -
う~ん。
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シリーズ1冊目よりはるかに面白かった。アクションが多くてペースも速い。ボディガードの仕事という感じはしなかったけど・・・。
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ボディーガードシリーズ第2弾。
第1弾は読んでないけど問題なく楽しめる。
スピード感満載でタイトル通りの内容で緊迫感もあり良かった。早く第1弾読もっと。 -
山とバーの場面それぞれが少し単調に感じました。