星の契―出入師夢之丞覚書 (ハルキ文庫 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.56
  • (0)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758433716

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 出入師はお金をもらって揉め事を収めるしごと。
    岡っ引きのそれと、どうしても重なることから、いささか互いに気が悪かった。

    だが、2年前に攫われた大店の娘が首の皮一枚残す斬首の状態で発見されたことから、隣町で前日茶屋に勤める娘が行方不明という事件が、根っこが同じところでつながるのでは?二つの街を仕切るそれぞれの岡っ引きから協力を要請されることに。

    頑なな母親も、最近は鼓の稽古を依頼されたりと、町民との触れ合いが多くなり、徐々に変化が。

    シリーズ2巻。おもしろい!

  • 2012.10.19 2巻です
    だんだん物語が面白くなりました
    色々な人生が飛びかうのは「立場茶屋おりき」でも
    ありましたが、主人公の「実」のなさが薄れてきました

    だんだん良くなってきた♪

    2021.9.19 再読
    当然、初めて読んだ気分ですw

  • 2 出入師夢之丞覚書
    長いセリフに辟易して脱落しそう。これが作家の特徴らしいのでほかのシリーズも合わないかも。ほかにも読みづらいと思ったら簡単な漢字にまで読み仮名ふってあるのね。目がチラチラする。
    夢之丞、町人のべらんぼう口調と真沙女前の武士口調が違いすぎ。二重人格かよ…。お節介焼きで上から目線。

  • 主人公がいい。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今井絵美子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×