ラストノート: きみといた季節 (ハルキ文庫 い 11-1)
- 角川春樹事務所 (2009年1月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433884
感想・レビュー・書評
-
まさにラストノートのように残った恋。
文香より洋祐の方に共感したかも。現在進行ではなく、固執や過去のもやもやに囚われていたって気づく所とか。部屋に行こうって時にまた犬の話出されると白けるよな…。きっとミドルノートとは違ってきてしまっていたんでしょう。
過去の恋愛を思い出した時の切なく何とも言えない気持ちを小説にした感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終えてタイトルの意味を知る。
なるほどねぇ。
理想と現実、これらがはっきり分かった者が、次のステップに進むのでしょう。
おっちゃんにはちと痛い話^^;
経験値を積んだ者が、先に進める。
おっちゃんは、そう感じました。 -
別れて3年経った今も、お互いに想い続けている二人。
彼女には何度も彼女を誘う会社の後輩が、彼には恋人のふりを頼む幼なじみが現れるが、昔の恋を忘れられない。
そんなとき同窓会で再会する。
3年ぶりに会った二人が選ぶ道とは。
感情移入し過ぎて胸が痛い。
終わったはずの恋を思い出してしまいます。 -
恋愛ものですが、ドロドロした感じとか、変な駆け引きとかが無い、優しく可愛らしい内容で読みやすい。
-
別れた元恋人に想いを残しながら、それぞれ恋人未満のつきあいのある二人の恋の行方。少女漫画の世界ですね。でも、泉の苦い恋は上手く解消できて良かった。ストーカー殺人の起こっている現実の方が怖いですよね。
-
最後まで洋祐と文香が結ばれてほしいと思っていたけれど、こうやって次の恋に進んでいくのもありかな、と思う。途中でいきなり時が進むことがあるから、そこであれ?って思うこともあって時々戸惑った。ハッピーエンドじゃないけど、ハッピーエンドで(意味分かるかな?笑)よかった。切ない恋を読みたい人におすすめ。
-
「俺はずっと味方だから」言ってもらいたいし、私も心から言いたい。
-
大人だけど、幼い恋の話。
過去ってなんなんだろうって考えさせられました。
でも所々に深くていい言葉がいっぱいあって。
でもそんなに都合よく新しい人が来てくれるのかな、なんて現実的なことを考えてしまいました。。。