- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433921
感想・レビュー・書評
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これまでのこのシリーズは短編が多いが、本作は長編。
お台場でアラブ系と思われる外国人が突然死。バイオテロが疑われ、公安部が動き出し、地域一帯が封鎖され、強行班の安積たちも駆り出される。
事態は悪化の一途をたどるかと思いきや・・・
このシリーズは事件よりも、安積班の各メンバーのキャラが主題ともいえ、今回もそれぞれの班員たちの性格行動が詳述され、さらに安積班長の帰宅後の”儀式”も書かれており、楽しませてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2004年8月角川春樹事務所刊。2009年2月ハルキ文庫化。東京湾臨海署安積班シリーズ4作目。長編。バイオテロをテーマに興味深いお話で、楽しめました。
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良くも悪くも「シリーズもの」な一冊。
時代の移り変わりは敏感に取り入れられるが人間関係の進展には時の流れを感じさせない本シリーズ(笑)……、
村雨刑事が主人公をどう見ているかが描かれたのは、初めてか??
なかなか新鮮だった(笑)。
★3つ、7ポイント。
2014.04.24.了。 -
なんと!タイムリーな話でした。
読んでいて、バイオテロとか、BSLとか、減圧室とか今まさにテレビのワイドショーでやってる話とかぶってしまいました。
怖いですね。(((^^;) -
安積班シリーズ。
あいかわらず、キレものというより小心者の安積刑事チームの活躍を描いた話。
今回はお台場でバイオテロと思われる外人の死からはじまる。
それを介抱したホームレスや現場に駆けつけた警察官などが体調を崩して隔離される。
こんなことが本当に日本で起きたらこわいと思いながら読んだ。
相変わらず、面白いシリーズでした。 -
お台場でバイオテロか?お台場って30年位行ってないなぁ。最近のお台場なんて橋から眺める位で、縁がないな。…などと思い、安積班のいつも通りの活躍を楽しめた。
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実に今の日本を捉えた作品だと思う。
それにしても、キャリア官僚とノンキャリア官僚の差について、正直どうかと思う。 -
安定のおもしろさ。