新公安捜査 2 (ハルキ文庫 は 3-7)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 90
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434171

感想・レビュー・書評

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  • 都庁シリーズ?第二弾。相変わらず複雑な利権の構造。三好とホタルの関係性が物語の中心にあるのだが、その出会いをクローズアップした話が読んでみたい。「ろくでなし、と自覚している男がどれくらいいるのだろうか。」という一文に作者の思いの強さを感じた。

  • 人を惹きつけてやまない佇まいと修羅を併せ持つ、信ずる人のためなら命も差し出しかねない義侠・三好が作品に帰ってきました!相変わらずいい人…


    作中の事件解決はその性質上毎度すっきりとしないシリーズではありますが、男たちの間の絆に毎回魅せられます。
    まさか蛍橋と何かと対立してた一丸にリスペクトを感じることになるとは思ってませんでした(笑)

  • yonda...

  • 刑事ものではあるが、人との繋がりをメインに事件は進んでいく。
    ホタルと一丸との場面で、仲間としての情が垣間見た気がした。

  • 都庁シリーズ第2弾。銀座中央市場移転がらみの殺人事件が・・・
    三好も仮出所して勢揃いなんだけれど、飽きてきたかも。
    相変わらず事件がパッとしないんだよなぁ。

  • 都庁シリーズ第二弾。物足りない読後感でした。残念。
    やっぱり、インテリジェンスに特化していないからか?警察小説に必要な組織のしがらみも無いし。

    このシリーズは登場人物に組織を無視させすぎ。
    三巻を読むかどうか迷うなぁ

  • 都庁シリーズ第2弾。
    今回は第1シリーズで、刑務所に入ってしまった三好が出所し、男同士の友情にさらに拍車がかかった出来栄え。
    最初はヒールなイメージしかなかったホタルの人間らしさが徐々に表れてきて、ヒールなホタルが好きな人には物足りないかも・・・
    事件の解決よりも、人間関係を重視していて、推理物と言うより、男の友情物として読むと面白いかも。
    もともと要が好きで読み続けているシリーズだけど、もう一人の主人公・鹿取も個性たっぷりで、三者三様の生き様の違いが病みつき。

  •  2009年83冊目

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著者プロフィール

一九四九年生まれ。高知県出身。関西大学法学部卒。二〇〇〇年、『公安捜査』で作家デビュー。同シリーズの他、「捌き屋」「男の詩」「CIRO︱内閣情報調査室」「麻布署生活安全課 小栗烈」シリーズ、『禁忌』『烏合』など著書多数。

「2020年 『捌き屋 行って来い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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