- 本 ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434188
感想・レビュー・書評
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病気の妻のためにと「旬の筍の田楽」を土産に塩梅屋を後にした浪人だが、翌日、怖い顔をして再びやってくる。浪人の態度に季蔵たちは不審なものを感じるが・・・
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内容(「BOOK」データベースより)
日本橋にある一膳飯屋“塩梅屋”で毎年恒例の“筍尽くし”料理が始まった日、見知らぬ浪人者がふらりと店に入ってきた。病妻のためにと“筍の田楽”を土産にいそいそと帰っていったが、次の日、怖い顔をして再びやってきた。浪人の態度に、季蔵たちは不審なものを感じるが…(第一話「想い筍」)。他に「早水無月」「鯛供養」「旅うなぎ」全四話を収録。美味しい料理に義理と人情が息づく大人気捕物帖シリーズ、待望の第五弾。
平成31年1月8日~10日 -
20180320 読破
料理人季蔵捕物控 5
ストーリーは面白く、☆4つに値する
でも、229p個人的にちょっと最後が意外だった
(こういう終わらせ方したんだ、季蔵さん)
そういうわけで☆1つ減らしました(すみません)
・想い筍(たけ)
・早水無月(はやみなづき)
・鯛供養
・旅うなぎ
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今回の悪の根源は、おき玖との結婚が約束された貴残屋清三良だったとは。最期は季蔵に成敗されるが、おき玖のその後の反応が意外。そんなに、アッサリ割り切れるものなのだろうか?
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想い筍(たけ)
早水無月(はやみなづき)
鯛供養
旅うなぎ -
料理人季蔵捕物控シリーズ第5弾。
一見無関係の小さな事件たちが、実は大きな一つの事件だった!という連作短編集。
ここ数作この形式。
筍、鯛、うなぎと春から夏にかけての献立が揃い、料理もしっかり考えてある。
今回は料理の方にに力が入ったかなー、という感じ。
師匠の娘で料理屋の看板娘・おき玖の初恋の人が出てきたり、長崎屋さんが恋に落ちたりと、恋愛がらみの事件が多かったのも印象的。
収録作品:想い筍 早水無月 鯛供養 旅うなぎ -
「想い筍」「早水無月」「鯛供養」「旅うなぎ」
著者プロフィール
和田はつ子の作品





