武装酒場 (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 51
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434409

感想・レビュー・書評

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  • 新喜劇とかドリフとかを見ている気分。
    酔っぱらいって腹立つ~と思いながらドタバタと話がすすんで最後は酔っぱらいっていい奴~と終わった・・・。
    チョウさんがきになるねぇ・・・。

  • 大好きな樋口作品の中でも異色のウルトラ・スラップスティック・コメディ。
    やりすぎもここまでくると素晴らしい!! バカバカしすぎます。
    活字で声を出して笑うなんてあまりないんですが、今作は堪えきれずに
    バスの中で完全に一人、アヤしい人になって読んでました。

    壮絶かつ凄絶なこの酒場はタイトルに嘘偽りなしの、まさに
    「武装酒場」(笑)。登場人物の酔い方は尋常ではないです。
    冒頭でいかにもの雰囲気で前振りした「阿佐ヶ谷三大奇人」の
    登場の仕方も、笑いのツボを心得た素晴らしいシチュエーション。
    この場面3回読んで、3回とも笑った。

    こういうドB級なコメディでも樋口さんの良さが出まくってますね。
    ラストのホロリとさせる酔いどれ達の素敵な計らいも最高。

  • 酒場で馬鹿騒ぎするだけの話。(^^;
    登場するよっぱらいが、本当にいそうな感じで楽しかったです。
    酔ってなんだかわからなくなる人って良く居ますしね。(^^;
    手榴弾が爆発したり、相当な大事になっている割に、読後感がさわやかなのも好印象。
    特別に描写が詳しいというわけじゃないけど、出てくる食べ物がとてもおいしそうに見えるのはなんでだろう?

  • あの爽やかな「天空の犬」シリーズの樋口明雄さんの、もう一つの顔、ハードボイルド系の作品だけど、そこにヨコジュンが入ってきてしまうはちゃはちゃ感。
    色々なものを書ける作家さんなんだなというよりも、変遷してきた昔の作品という感じなのかも。
    「天空の犬」を期待してはいけませんが、出張の列車で軽く読むにはとても面白い作品でした。
    天空の犬が好きだけど、はちゃはちゃ小説に眉をひそめる方は、スルーすることをお勧めします。

  • ガード下の居酒屋『善次郎』で繰り広げられる、あり得ない騒動!
    酔っ払いの言動や行動が一般から逸脱していることは希にあるとしても、ここまでは…と思いつつも面白い!

    2015.5.16

  • 阿佐ヶ谷のガード下の居酒屋「善次郎」。常連客が集まって…。
    でも、みんな今日は事情が違います。妻を殺した男、借金取りに追われる男、恋人に捨てられた女…。そこに借金取りのヤクザが刑事に連れられて現れ、なぜかヤクザの抗争用の機関銃やら手榴弾が現れ…。酔っ払いがピストルをたまたま撃ってしまったから大変。居酒屋の周りは警察に取り囲まれにらみ合う始末に。そこに不発弾やら自衛隊やらSATやら、これでもかというハチャメチャぶり。誰が被害者で誰が加害者でもない、居酒屋武装立てこもり事件の顛末はいかに!

  • 【くだらなさも一周回れば神憑る】

    とにかく、くだらない。
    そして、主観だがなんだかもっさりした作風。少なからず本を読んできたつもりでも、久しぶりに場面は○○に戻る。って読んだ。

    ただ、悔しいことに面白いし、ありえないけど、楽しいから、他の人のレビューをみて評価が高いのを納得した。

    続編があるらしいので、それが何より楽しみだ。

  • 父から譲り受けたので軽い気持ちで読んでみた・・けれど!

    まるで映像を見ているかのようなリアリティ!!
    登場人物が個性的すぎて、映像化するなら誰がいいかな
    なんて考えながら頭の中でドラマが繰り広げられた!
    セリフと擬音語、擬態語がおもしろすぎて、「間」さえ感じられました。
    運命としか言いようのない出来事の連続に口元が緩みっぱなしで・・・
    一気に読んでしまいました!

    オヤジさんのキャラがおもしろすぎる。
    酔っ払いの力ってすごいんだなぁ。。

  • 途中ドタバタについていけなくなりそうになりながらも、後をひく面白さ!続編が楽しみ♪

  • 軽快なドタバタ喜劇を楽しめます。どんなにやばい状況でもなぜか都合よく人は死なず、ころころ話が進んでいきます。あくまでも軽快なので、意味など何だのを考えて読みたい方には向いていません。場面も少ないのでこのままどこかの小劇場が舞台で演じてくれると楽しいです。

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著者プロフィール

1960年山口県生まれ。明治学院大学卒業。雑誌記者を経て、87年に小説家デビュー。2008年『約束の地』で、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞をダブル受賞。2013年刊行には『ミッドナイト・ラン!』で第2回エキナカ大賞を受賞。主な著作に『狼は瞑らない』『光の山脈』『武装酒場』『酔いどれ犬』『ドッグテールズ』『竜虎』など。有害鳥獣対策犬ハンドラー資格取得。山梨県自然監視員。

「2018年 『クリムゾンの疾走』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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