道場破り: 鎌倉河岸捕物控9の巻 (ハルキ文庫 さ 8-30 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 9の巻)
- 角川春樹事務所 (2010年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434577
感想・レビュー・書評
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シリーズは制覇しないとね。
道場破りの小夜、今まで不幸で男運最悪。
でも、江戸に来て運が逆転。
いや、金座裏に来て逆転。
赤ちゃんのかわいさにメロメロになって、みんなが味方になった。
確かに小夜は好人物なので、特技を生かして幸せになって欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金座裏の政次が、前作で“銀のなえし”を得て、いよいよ捕物の腕前を上げていく様が良い。
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赤子を背負った道場破りが、政次の通う直新影流道場を訪れた。
政次が対応し、(やっぱり)ぎゃふんと言わせちゃった。
やむにやまれぬ事情があったからだけど、
悪いことした人は罰を受け、
そうでない人は報われる。
勧善懲悪の王道でした。 -
内容(「BOOK」データベースより)
赤坂田町の神谷道場に一人の訪問者があった。朝稽古中の金座裏の若親分・政次が応対にでると、そこには乳飲み子を背にした女武芸者の姿が…。永塚小夜と名乗る武芸者は道場破りを申し入れてきたのだ。木刀での勝負を受けた政次は、小夜を打ち破るも、赤子を連れた彼女の行動に疑念を抱いていた。やがて、江戸に不可解な道場破りが続くようになるが―。政次、亮吉、彦四郎らが今日も鎌倉河岸を奔る、大好評シリーズ、新装版第九弾。
1月10日~14日 -
硬くて活き活きした感じがない。シリーズも随分刊行された作品のようだが、キャラが立ってない。
剣術や捕物の描写はいいんだけど、人がない感じ。 -
永塚小夜の話と新堂孝一郎の話が2話以上にまたがります。人は過ちをおかす生き物であり、そんな中立ち直ろうと必死な2人に共感し、胸が痛むのです。