道場破り: 鎌倉河岸捕物控9の巻 (ハルキ文庫 さ 8-30 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 9の巻)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434577

感想・レビュー・書評

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  • シリーズは制覇しないとね。
    道場破りの小夜、今まで不幸で男運最悪。
    でも、江戸に来て運が逆転。
    いや、金座裏に来て逆転。
    赤ちゃんのかわいさにメロメロになって、みんなが味方になった。
    確かに小夜は好人物なので、特技を生かして幸せになって欲しい。

  • 金座裏の政次が、前作で“銀のなえし”を得て、いよいよ捕物の腕前を上げていく様が良い。

  • 赤子を背負った道場破りが、政次の通う直新影流道場を訪れた。
    政次が対応し、(やっぱり)ぎゃふんと言わせちゃった。

    やむにやまれぬ事情があったからだけど、
    悪いことした人は罰を受け、
    そうでない人は報われる。

    勧善懲悪の王道でした。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    赤坂田町の神谷道場に一人の訪問者があった。朝稽古中の金座裏の若親分・政次が応対にでると、そこには乳飲み子を背にした女武芸者の姿が…。永塚小夜と名乗る武芸者は道場破りを申し入れてきたのだ。木刀での勝負を受けた政次は、小夜を打ち破るも、赤子を連れた彼女の行動に疑念を抱いていた。やがて、江戸に不可解な道場破りが続くようになるが―。政次、亮吉、彦四郎らが今日も鎌倉河岸を奔る、大好評シリーズ、新装版第九弾。

    1月10日~14日

  • 硬くて活き活きした感じがない。シリーズも随分刊行された作品のようだが、キャラが立ってない。
    剣術や捕物の描写はいいんだけど、人がない感じ。

  • 永塚小夜の話と新堂孝一郎の話が2話以上にまたがります。人は過ちをおかす生き物であり、そんな中立ち直ろうと必死な2人に共感し、胸が痛むのです。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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