ラ・パティスリー (ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 555
レビュー : 97
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434737

感想・レビュー・書評

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  • 2011/10/12:最初とっつきにくく感じたせいか読み終えるのに時間がかかり。

  • どうも私は美味しい食べ物の話が好きらしい。パン屋といい。
    これもケーキ屋さんが舞台で、ケーキがわんさか出てくる。のっけから飴細工の描写に目の前にあるような錯覚が。

    物語はあらすじにあるように見慣れない人がお店に現れ、ちょっとした騒動になるというお話です。なんというか登場人物たちがそれぞれお店やお菓子屋、そしてお客さんを大切に思っているのがわかるお話でした。そして実際に作るためにはという心得。作りたいというだけではいけないし、お店を切り盛りするにも何を念頭に置くかと考えるとだいぶ違うものなのだなあと思いました。面白かったです。

  • 読むだけで太りそうな(笑)お菓子いっぱいの小説。新人パティシエとベテランパティシエとの師弟ものでもあり、また、正体不明のベテランパティシエの過去をめぐるミステリでもある。甘いお菓子の後ろには、甘くない事情もたくさんあるが、お菓子にかかわる人たちの、お菓子と人を愛する気持ちと熱意と厳しさとに心動かされる。ケーキを選ぶとき、チョコレートをつまむとき、きっと彼らの顔が浮かぶはず。
    ハードSFの書き手でもあり、神戸で震災を経験されたという、著者のもうひとつの作品世界。プロジェクトXでもなく、ラブストーリーでもなく、実直で真摯な人間を描いた好作です。
    12/14追記:舞台になるんですね〜 村井良大さん出演作!

  • 2011.11.04

  • 神戸のお菓子屋さんで働くパテシエ達のお話。

    可愛い新卒パテシエ夏織と
    謎の記憶喪失でさらにカッコいい王子様のようなパテシエ恭也。
    現れ方もセンセーショナルだわ。
    ドラマのようで素敵だけれど、もう少し恭也の記憶喪失がゆえの苦悩と夏織が彼に惹かれていくエピソードがあってもよかったかなぁ
    記憶喪失以前の話も説明でおわっちゃうのがもったいない。
    しかし、思わず唾を飲み込む、美味しい描写。
    お菓子にまつわる、
    素敵な謎解きも、そのお菓子を食べてみたいと思っちゃう。

  • 「記憶をなくした人」が出てくる小説で、この地に足ついてる感。いいです。しかも意外な展開でわくわくもしたし肩すかし(がっかりはしてない)もあったし。おしそうで困りましたけどー 町のケーキ屋には甘さと生地のやわらかさを追求して欲しいです。近所にないかなー、チェーンじゃない町のケーキ屋さん。

  • 中村佑介さんの表紙とあって読んでみた。神戸のパティシエの話で、お菓子作りへの情熱が伝わってきました。でも、なんか真面目すぎて、もっと羽目を外してもよかったかも?夏織が一人前のパティシエになるために、恋心を押し殺したのもちょっとかわいそうだったかな。表紙のイラストのように、甘くてにぎやかでわくわくするような内容を期待してたから。

  • ショコラティエとか、
    バーとか、
    古道具屋、古本屋、
    パティシエに、パティスリー。。。

    弱いんです!!
    めちゃくちゃ弱いんです!
    カテゴリがミステリーじゃなくても、つい、舞台がそれだってだけでつい、手が伸びてしまうくらい(笑)


    うん。ほっこりしました。

    上田さんは「ショコラティエの憂鬱」(ミステリフロンティア)を以前に読んでいたんだけど、ふわりとした綿飴のような雰囲気の文章で。優しーく、登場人物を描いています。
    とても好きな雰囲気を持つ作家さんだったのですが、ミステリ小説かと言われると
    うーん(-"-;)
    な感じだったので…

    今回、ミステリなしでひとの気持ちを丁寧に表現していて、とーっても素敵でした^^


    実際に就かれていたのかな?
    出てくるケーキ、どれもこれも美味しそうで。
    お腹が減っているときに読んでいたので、お腹がぐーぐーぐーぐー鳴る鳴る(笑)


    読むときは気を付けてください(笑)

  • 華竜の宮、読後につき若干期待外れ。この道具立てでラブストーリーに陥らない点が個性かな。ミステリー風な部分の解決もすっきりしない。

  • 読み終わるとお菓子が食べたくなる!
    全体的にほのぼのしててよいんだけど、盛り上がりに欠けたのが残念。
    漫画原作を小説に直したの?と思うような文体も残念。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。同作は「SFが読みたい! 2011年版」国内篇第1位に選ばれ、『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』の各表題作、『華竜の宮』の姉妹編『深紅の碑文』と合わせて《Ocean Chronicleシリーズ》と呼ばれ、読者からの熱い支持を集めている。近著に『妖怪探偵・百目』シリーズ、『薫香のカナピウム』など。

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