おとぎ菓子: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-8 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434843

感想・レビュー・書評

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  • 2010/06/14:相変わらず作り方の描写は詳しいのに出来上がった料理(菓子)の描写が乏しいです。
    鰯飯などは作り方でなんとなくイメージ出来ましたが、タイトルのお菓子の話は(初めて作るのに色や味に失敗しないなんてどれだけ天才なんだというツッコミはさておき)華やかな見た目を楽しむものなのに、犬やお爺さん等の名前だけで姿(立っている、ふっくらしている等)や表情(凛々しい、愛らしい等)がさっぱり分からずもどかしかったです。(><)
    狸は表紙のイラストがなければ確実に信楽焼きの狸っぽいのをイメージしていました(表紙イラストはト○ロみたいと思ったのは内緒w)

  • 収録作品:春卵 鰯の子 あけぼの薬膳 おとぎ菓子

  • 塩梅屋の主人が先代の書き残した春の献立を試行錯誤していた。
    そのさな香の店から梅見の出張料理を頼まれる。
    市井の人々のささやかな幸せを守るため、活躍するシリーズ第7弾

  • 美味しい食べ物が出てくる「食堂のおばちゃん」や「みおつくし料理帖」などのシリーズを読んでいたもんで、勝手に似たような系統の話かと思っていたら、バッタバッタと人が死ぬ!
    はて、と表紙を改めてみると「捕り物帖」じゃありませんか!
    失礼しました、和田はつ子さん。
    卵かけご飯にもそそられるが、おとぎ菓子のような練り切り、食べてみたいものである。
    この本で「煎り酒」を初めて知ったのだが、

  • 先代の親方の時から長年懇意にしていたお店から、主人があろうことか父親を殺し、店も没収された。
    また、おきくの師匠が後添えになるはずだった家が、主人が自死、大きな借金を抱え、店がなくなった。
    長年懇意の薬種問屋が突然の火事を出し、罪に問われるという。そこで偶然に、実家の跡取りとなった弟と再開。
    店の娘が許嫁という。
    季蔵は、探りを入れてゆくと、そこには次期長崎奉行を争っての暗躍が。

    時期は雛の節句を前にして、今回は練り切りを作るという。
    ひなの節句を楽しみにしていた、孤児となった二軒の娘を慰めようと、今回も料理人として、裏の仕事人として活躍。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    日本橋は木原店にある一膳飯屋・塩梅屋。主の季蔵が、先代が書き遺した春の献立「春卵」を試行錯誤しているさ中、香の店酔香堂から、梅見の出張料理の依頼が来た。常連客の噂によると、粋香堂では、若旦那の放蕩に、ほとほと手を焼いているという…(「春卵」より)。四篇を収録。季蔵が市井の人々のささやかな幸せを守るため、活躍する大人気シリーズ、待望の第七弾。

    平成31年2月11日~13日

  • 2018年9月17日読了。
    料理人季蔵捕物控シリーズ第7弾。
    漸く今回塩梅屋名物の3種のオリジナル煎り酒が誕生する。(全ては気になったタイトルの回から読み始めてしまう自分の悪癖に他ならない)
    いつもも大抵そうだか、救いのない事件ばかり。それが裁かれず、放火の被害者が罰せられてはたまらない。

  • 20180409 読破
    ・春卵
    ・鰯の子
    ・あけぼの薬膳
    ・おとぎ菓子

  • 春卵
    鰯の子
    あけぼの薬膳
    おとぎ菓子

  • 春卵、鰯の子、あけぼの薬膳、おとぎ菓子。
    長崎奉行を目指す悪党が仕組む巧妙な罠に掛かった大店と仇を打つ季蔵のお話し。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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