おもひで屋 (ハルキ文庫 う 7-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 57
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434867

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて読んでみましたが、なんだかあまりハマらなかった。途中面白くなってきたかなぁって思ったけど、やはり話に無理があるように感じてしまい、また物事の描写が何だかわかりづらかった。結構感動する話だとは思うのだが。

  • タイムスリップの物語。
    会ったことのない父親とタイムスリップして遭遇する素晴。19年間植物人間だった母親をこちらの世界で救うことは出来るのか?   
    タイムスリップ云々よりも、話の内容がよくわからず、感動!とはなりまんでした。

  • 涙が止まりません。

    主人公の心に棘として刺さる、父の存在、母の事故…
    タイムトラベル作品は、特にタイムパラドックスを含む作品はどれも論理的にあるいは感覚的にしっくり来ず苦手なのですが、この作品は初めて、その苦手感がなかった!
    ばらばらで無秩序に浮かんでいたものが、少しずつ動きだし、すべてがその一点に集約していく…そして、結末。

    時間と事実の前にあって、人の無力さを感じる。

    でも確かに、救いのあるラストだと。
    涙でぐしゃぐしゃだけど、ハッピーエンドだと思いたい。

    本当に哀しい、これ以上ないほど哀しい、素晴らしい作品。

  • 感動した!泣けた!
    みんな是非読んで✨
    不思議な感覚を味わえる本ʕ·͡·̫͖

  • 超高校級のエースピッチャー素晴は、甲子園の道を閉ざされ留置所に入れられている間に、長い間植物状態だった母を亡くす。父は昔からいない。そんな素晴に、辛いあなたに心あたたまる思い出を差し上げましょうというメッセージとともに届いた「思い出チケット」。それは、思い出を作る旅にでるチケットだった。

    冒頭の複線を少しづつ解き明かしていきながら、若き日の父と母とすごした4日間、たったの、でもかけがえのない4日間。最後は涙。

  • 11/26
    ところどころ、うーん。

  • 未来を変えるためじゃなくて、想い出を自分のものにするために、過去に行く。
    伏線も散りばめて、ストーリー構成は上手いな、と思うし、高校野球は単純にテンション上がるし、最後はちょっと泣けたけど。
    突っ込み始めたらたぶんキリがないし、文章で状況がわかりにくいところもあったのが惜しい。

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