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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434898
作品紹介・あらすじ
人か狐か正体がわからない三吉をめぐる物語「きつね三吉」、鳥の巣ばこに住むおばけと男の子のほほえましい交流を描いた「ぼくのおばけ」など、日常のなかにかくれた"不思議"を、丁寧な細工をこらした文章で綴る名作ファンタジー全12篇を厳選。自分のまわりでもこんなことが起きたらいいな-と、温かくやわらかな気持ちになる珠玉のアンソロジー。
感想・レビュー・書評
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コロボックルシリーズで有名な佐藤さとるの童話集。
この人のお話も独特で、すごく奥行きがある。
大人がよんでも十分に面白い童話です。
なかでも名なしの童子、そこなし森の話し、夢二つ、この先ゆきどまりなど、どこかインナーワールド的なSFっぽいところもあって哲学的。
おすすめです。
きつね三吉の最後のどんでん返しが良いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コロボックル物語の佐藤さとるによる、懐かしくて温かい珠玉のファンタジー短編集。
日常に溶け込む隣の世界の住人たちなど日々を豊かにしてくれるカケラの数々が散りばめられている。
12編のどの作品を読んでもやさしい気分になれる。
小学校低学年から大人まで楽しめる一冊。
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