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Amazon.co.jp ・本 (290ページ) / ISBN・EAN: 9784758435024
感想・レビュー・書評
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「『旭日昇天』も『雲外蒼天』も最後に見上げる天はひとつや。どちらもきっと幸せになる」
さすがご寮さんいいこと言うわ〜
というわけで色々なことがちょっとだけ解き明かされた『みをつくし料理帖』の四
今回も面白かったです
面白すぎてあっという間に読んじまったよぅ
少しづつ読み進めるつもりだったのに続けて読んじまったよぅ
そりゃあ、つる屋の店主種市の口調も伝染っちまうってもんだよぅ
そして、ご寮さん以上にいいこと言うのが齢七十五の妖怪婆おりうさん
本人が努力の人なのに周りにこんな頼りになる人たちに囲まれたお澪坊!なんの心配もせずに次巻も手にできるってもんですわ!
追記)あ、そうか!こんな時はおりうさんがどんないいこと言ったか書くのがいいレビューなんだなきっと
うんでもめんどくさいからいいやw
自分で読んだ方がきっと染みるし(言い訳の純度が高い) -
こいつぁいけねぇよぅ、お澪坊。
面白くて、読む手がとまらねぇよぅ。
そして小松原さま、もっと出てきてくれよぅ。 -
やっとデジャヴから解消された。
3巻までは既読本だった記憶(うろ覚え)が
あるが、ここにきてやっと全く初めての
ストーリーでわくわくする。
澪ちゃんが、ただのオロオロした娘ではなく
守るべきものに対して強く出る場面が
増えてきた。
いいぞ!がんばれ。
応援してるぞ! -
どんどん惹き込まれる。あさひ太夫の境遇とこうなってしまった経緯がわかる。登龍楼との料理の競い合いに、小松原さまの母上登場と、今回もおもしろかった。
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第四弾!今回もいい!
毎回言わなくても当たり前になってきたけど…
言いたい♪(´ε` )
精進ですよ!精進!無心の精進!
それこそが己の糧になる_φ(・_・
なんと小松原の母殿登場!そして伊佐三の浮気疑惑…
番付勝負にお澪坊の指が…ザックリ((((;゚Д゚))))
小松原め…ツンデレ侍だし(-_-)
福はうち福はうちって…お澪坊可愛すぎるやろ‼︎
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この題名は朝と春がなぜかひっくり返っている。そこに意味がある。「春」が主題で、「朝」は長い月日の中のほんの一瞬の出来事のように読み取った。高田郁さんの作品は題名にも品性があり、考えさせられる。深読みしすぎなのだろうか?
これまでの作品で私の中で回収されていない疑問は、なぜ野江はあさひ太夫となったのか?小松原さんは何者なのか?芳の息子である佐兵衛の行方は?
出来事は4つ、章立てで描写されている。「三方よしの日」に助っ人でくる又次と澪の作る料理は評判を呼んでいる。そして回収されていない疑問のいくつかが解消される。
伊勢屋の美緒に大奥奉公の話が持ち上がる「花嫁御寮」、戯作者の清右衛門によりあさひ太夫のことがわかってくる「友待つ雪」、おりょうの旦那の伊左三の浮気疑惑による波乱を描いた「寒紅」、登龍楼との料理の競い合いを通じて・・・表題作の「今朝の春」、いずれも魅力あふれる表現力によって心に染み込んでくる。 -
澪の恋、野江ちゃんへの想い、太一くん、登龍楼との競い合い…。今回も心に沁む話と美味しそうな物で満たされました。
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今回も良かった!
澪の脇を固める人たちがいい。
そして徐々にわかりはじめる小松原の素性や澪の恋の行方は?
次巻が楽しみです♪
オススメです! -
星3.5
クライマックスは読み応えあり
“己の糧”は心に刻んでおきたい言葉だった
澪の恋の行方も切なくなりつつ
本作も美味しい一冊でした -
みをつくし料理帖四話目
ページを巡る手が止まらない! -
登龍楼との料理対決に、小松原の消息を案じた澪は誤って指を切ってしまう。料理人としての心の乱れから生じた怪我に、また一段と成長する澪。
つる家を手伝ってくれる面々のそれぞれの悲喜交々が澪の心に励みや影を落とす。これからの澪の生き様から目が離せない。 -
小松原さまの正体が分かる巻。
澪との身分違いの恋が報われる道筋も見えず、澪の小松原さまへの思いは募るばかり。
ふらりとやって来て澪をさりげなく慰めてくれたり、厳しいアドバイスをくれる小松原さまの頼もしさには惚れ惚れします。
小松原さまとの二人きりの貴重な時間が宝石のように煌めいて、胸がきゅんと苦しくなります。
美緒さんも変わらずに可愛らしく、一途な人で、どちらも報われてほしいと思う。
また、野江ちゃんのお話にも一筋の希望が見えた。
少しずつであるが、真実が分かり、澪の商いにも、目的ができてきた。
商いとなると、お金儲け、江戸一の料理亭を目指す、というところに行きそうだが、この点に関しても澪のスタンスは美味しい料理を作り、お客様に喜んで貰う、というところに一貫している。
早く続きが読みたい。 -
きました、澪つくし4作目。
【ははきぎ飯】
美緒の大奥奉公に備え、澪が包丁捌きの先生役に。
小松原が落としたほうき草の実、腎臓にいいとされるその実で何とか美味しい料理が作れないかと思案する澪・・・
ほうき草の実、別名ははきぎ。源氏物語でも聞いたことのある名前ですがとんぶりだったのね。。。
小松原のお母様が登場し、明らかにされる小松原の素性・・・身分違いはどうしようもなく、ただひたすらにせつない。。。
【里の白雪】
文句たれの戯作者清右衛門が泥鰌似の坂村堂さんと組んで本を出すことになる。が、なんと清右衛門が題材に選んだのはあさひ太夫だった。。。親友が好奇の目に晒されるのを防ぐため、澪は清右衛門に蕪料理で勝負を挑む。。。
【ひょっとこ温寿司】
おしどり夫婦で知られるおりょうと伊佐三に亀裂が。
太一をめぐり、教育方針で揉める夫妻。そこにお牧という若い女が登場し、おりょうへ堂々挑戦状を叩きつける・・・!
【寒鰆の昆布締め】
何かとつる家に嫌がらせを仕掛けてくる登龍楼との料理対決。
食材はよりにもよって澪が苦手とする寒鰆・・・勝ちたい一心で根つめる澪にりうが言った一言にはっとする。
料理人として順調に成長しつつも、恋愛方面はとんと鈍かった澪が
小松原への気持ちをはっきりと自覚する巻。
気づいたときにはもう、あきらめなきゃいけない恋って悲しい。。。 -
大好きなシリーズ。
続きが気になりすぎて、仕事を終えて、二宮金次郎スタイルで読みながら帰宅。
澪の恋心、料理への思い、お客様を、友を大事にする優しさ、それらを守るための厳しさ。
地獄を、と脅すシーンも心に残る。
いつか、親友と心置きなく笑える日が来るように。
つる屋のご飯、食べたいなあ。いけねえよう、って言いたい。 -
みをつくし料理帖 第4弾。
今回もしびれました。 -
帚木ってとんぶりなことなのね。
小松原の母やご寮さん、そしてりうなど、年を重ねた女性の貫禄や知恵などに感心してしまう。
読みながら、自分と澪をついつい重ね合わせてしまうけど、
年齢的には上記の彼女たちのワタクシ。
それにしても澪の恋、どうなるのかが気にかかる。
美緒にも幸せになってほしい。そして野江も。 -
シリーズ4作目。
新しい土地につる家を構え、お客様の評判も上々、さらにはお客様の要望に応えるため、月に3回、夜の営業も始めることにした澪たち。
そんな澪たちが今回遭遇するのは、美緒の大奥入りやおりょうの旦那・伊佐三の浮気騒動など、相変わらず、てんやわんや。
でも、いろいろな騒動も力を合わせ、切り抜けて、澪は料理人として成長していく。
今作では、小松原の正体が明らかになったり、あさひ大夫として吉原にいる野江の過去も明らかになり、今後のさらなる展開が気になるところ。
読めば、読むほど、この作品のファンが多いことに納得。
著者プロフィール
髙田郁の作品
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感想 :

そのとおり!
今はワールドカップだ!
堂安!浅野!サイコー!
お澪坊もサイコー!
みをつくしシリーズ続きも楽しんでく...
そのとおり!
今はワールドカップだ!
堂安!浅野!サイコー!
お澪坊もサイコー!
みをつくしシリーズ続きも楽しんでくださいね♪