忘れ雪: 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-13 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2010年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435055
感想・レビュー・書評
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私も一度でいいから立場茶屋おりきの板頭、巳之吉のお料理を食べてみたい!
旅籠でお月見してみたい!
おりきさんの心憎い演出、気扱いの行き届いたお部屋に泊まってみたい。
シリーズ6作目ともなるとおりきさんの周りの人たちは私にとっても家族みたいに感じるようになってきました(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズはやっぱり面白いです。
ちょっとずつ変わっていく人々の立場や人間関係。
おりきを中心にした店の人々の描写が非常に生き生きとして
今後も楽しみなシリーズです。 -
三吉は京の画家に引き取られて行く。
亀蔵の妹こうめと、鉄
はしかにかかってしまう子どもたち。
巳之吉、倉そうで出張料理。
おまきの想像妊娠騒動。
おさん(幾富士)と、幾千代。
右近之介の妹倫江からの手紙。
病に倒れた善吉。 -
11月27日~12月3日
立場茶屋「おりき」で下足番の修行をしていた三吉の、京への旅立ちが近づいていた。京の文人墨客加賀山竹米に、絵の才能を見出されたのだ。おりきや双子の妹おきちはその旅立ちを喜んだが、孫のように面倒を見ていた善助は、魂が抜けたようになってしまっていた。そんなある日、おりきは番頭から、茶立女のおまきが妊娠しているらしい、と相談される…(「忘れ雪」より)。人生の出逢いと別れを温かく濃やかに描く、大人気シリーズ、待望の第六弾。 -
間に4冊も読んでいない6話です(笑)
あらあら、1冊目の登場人物もちゃあんと、違う役割で出ています・・・やはり、作者は状況転換を仕掛けるのが早い作家さんのようです(面白い!) -
初めての今井作品。
シリーズの中の1冊だけどどの編も人情味あふれるものばかり。
双子の姉妹おりきとおきち、若いながらも使用人を家族同様に温かく見守る。
義理と人情、現代の日本人が失いつつある魂がここにはある。
残りのシリーズも読んでみたい。 -
第六弾
たまにはこのような物もいいかも
続いてはいるが短編五話で構成
立場茶屋に纏わる人物の話
まあ、やきもきしてもどうにもならない話ばかりか?