- 本 ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435161
感想・レビュー・書評
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料理人季蔵捕物控シリーズ10巻。
・・・シリーズの途中から読んでしまった。
居眠り磐音シリーズみたいに、映画化するかな!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容紹介
季蔵の弟分である豪助が、雪見膳の準備で忙しい一膳飯屋″塩梅屋〟にやってきた。近くの今川稲荷で手の骨が出たらしい。真相を確かめるため、季蔵に同行して欲しいという。早速現場に向かった二人が地面を掘ると、町人の男らしき人骨と共に小さな″桜の印〟が出てきた。それは十年前に流行した相愛まんじゅうに入っていたものだった……。季蔵は死体を成仏させるため″印〟を手掛かりに、事件を追うが――(「相愛まんじゅう」より)。 「相愛まんじゅう」「希望餠」「牛蒡孝行」「思い出鍋」の全四篇を収録。 人を想う気持ちを美味しい料理にこめた人気シリーズ、記念すべき第十弾!
令和元年7月4日~7日 -
「相愛まんじゅう」という名の饅頭が大流行りだった頃、突然小僧と手代の二人が行方不明に。
その手代が、十なん年ぶりかで稲荷で遺体となって発見された。
その身には相愛饅頭の中に入って陶でできた小さな桜が。
その手代に世話になり可愛がられた当時の小僧が、どうしても仇をとってもらいたいと、願いに来た。
真相をさぐっていくと、前々回から続く、長崎奉行時代に禁止されていた海外の贅沢品の宝が関係していた。
料理と推理、面白さが重なるシリーズ。 -
20190106 読了
・相愛まんじゅう
・希望餅
・牛蒡孝行
・思い出鍋
前々回から続いていたストーリーは完結。
梅見の頃に次巻「ひとり膳」を読む予定。 -
相愛まんじゅう、希望餅、牛蒡孝行、思いで鍋。
光徳寺での竹林雪見膳を柱に前巻からの三種の細工物に黄の水晶の数珠を加えた宝探し。
ちょっと人が亡くなり過ぎる。 -
前々巻より続いていた盗難の裏の殺人もこの巻で一応解決です。引っ張りまくった割には敵方がいきなり出てきたお前か!という感じです。
おき玖の気遣いが健気過ぎて季蔵の鈍感さ加減に腹が立つほどです。でもそのおき玖も豪助の想いには気づいていないんですが。
瑠璃よりもおき玖のほうがいいな。 -
2012/11/11図書館から借用
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シリーズ第10弾。刊行が早いので、江戸の季蔵達と同じ季節を過ごせるのがファンとしては嬉しい。裏稼業で暗澹としていた季蔵が「料理は救いだ」と 心に灯を点す場面、仮の姿などではない料理人としての誇りが伝わる。肉抜きの治部煮、牛乳を使わない明日香鍋、食べてみたいなあ。
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L 料理人季蔵捕物控10
どうも え〜?と訝しく思う箇所多々あり。やっぱり瑠璃の存在意味がわからないし、今更そっちに結びつけるのも謎。
著者プロフィール
和田はつ子の作品





