- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435291
作品紹介・あらすじ
絢部あかりが売り子をしている老舗の和菓子店"福桜堂"神戸支店。その二軒隣りの人気ショコラトリー"ショコラ・ド・ルイ"で、あかりは不思議な万引き事件に遭遇した。それがきっかけで、ルイのシェフ長峰和輝と親しくなったあかりだが-。ボンボン・ショコラ、ガレット・デ・ロワ、クリスマスケーキ、アイスクリーム…さまざまなお菓子に隠された、人々の幸福な思い出や切なる願いを、繊細にミステリアスに描く"美味しい"物語、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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『ざらざらとした舌触りのくどいケーキの味』
登場するキャラクターがどの人もツンツンしていて、読んでいて疲れる作品だった。もちろん、人だから誰しも譲れないところや考えをストレートに発することはあると思うが、あまりにもみんながみんな、ベラベラとしゃべるので、名前が無かったらある意味、全員同じ人なんじゃないかと思うほど、誰一人余裕がある人がいないと感じた。
美味しいお菓子の話なのだろうけど、それが浮かぶようなこともなく、ただひたすらに理屈っぽい文章を読んで終わった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美味しいチョコレートが食べたくなります。長峰シェフが何歳なのかよく分からないですが、いい年したおじさんなのでしょうか?
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和菓子屋さんで働く主人公と近くのお店のショコラティエが軸になっている短編集。
面白くない訳ではないけど、何か引っ掛かって素直に面白いとは思えない本でした。
でも何が引っ掛かるのか自分でもわからないので、スッキリしなくて気持ち悪い。。 -
チョコレート好きには垂涎もの。ライトタッチのミステリーって感じ。さくさくっと読めた。2011/274
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長峰さんが作るスイーツがとても美味しそう。
味や香りが伝わってきそうな感覚になる。スイーツも勿論だが、そこから交わる人々のエピソードも良かった。 -
上田早夕里さんの菓子職人シリーズ第二弾。主人公は和菓子店の店員さんだが、和菓子はあまり登場しない。ショコラティエ・長峰和輝が活躍するが、前半は推理ものみたい。
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和菓子と洋菓子の異業種交流。
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登場人物が結構不思議な人が多かった。
ラ・パティスリーの流れを汲んでてちょっとニヤッとしてしまった。
著者プロフィール
上田早夕里の作品





