ひとり膳 (料理人季蔵捕物控)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435321

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    江戸に梅が咲き始めた如月、一膳飯屋“塩梅屋”では、梅見弁当の準備がはじまった。先代長次郎が生前、書き遺していた「能代春慶、三段重提げ弁当、梅見鰤、ひとり膳」という言葉が気になる主の季蔵…。そんなある日、おき玖は父・長次郎を偲ぶ梅見へ出かけたが、大雨が降りはじめ、梅の木に雷が落ちたという知らせが塩梅屋に入った。おき玖を案じた季蔵が急いで迎えに行くと、屋敷内で“夜光の珠”が盗まれたと大騒ぎになっていた―。「梅見鰤」「饅頭卵」「吹立菜」「ひとり膳」の全四篇を収録。料理に支えられ生きてきた者たちの、人を想う切なさとあたたかさに溢れた大人気シリーズ第十一弾。

    令和2年7月24日~26日早朝

  • 長次郎が大事にしていた松花堂弁当と、三段重の提げ弁当の春慶の塗りの入れ物。

    これを使った毎年お馴染みの梅見弁当。
    が、しかし三段重の方は使われた形跡がない。
    その秘密には。。。

    身代わりで八丈島への遠島となった手代の無念を晴らす。

  • 20190311 読了
    料理人季蔵捕物控⑪の覚書
    第一話 梅見鰤   梅見弁当 マンジュウロウ
    第二話 饅頭卵   亀可和 夜光の玉
    第三話 吹立菜   付粉餅 かぶら寿司
    第四話 ひとり膳  阿片 武丸屋

    ゆず女房22まで揃えて、ようやく半分まで読破。
    季節ごとに読むことにしているので(年4冊ペース)
    中々進まないけれど、毎回飽きずに読めるシリーズ。

  • 料理人季蔵捕物控も、11冊目。
    毎回、江戸時代には、どんな食事をしていたのだろうと、想像する。
    電気も無く、娯楽も無く、唯一の楽しみは、食事では無かったのか?と、思う。
    今回は、如月で、、梅づくし。
    鰤の、調理法や、ハーブのマンネンロウ(ローゼマイラン)を使っていたなど、、、今の食生活よりも、色々なことを試していたのだと、考えられる。
    第2話に出てくる、饅頭卵と言うお菓子も、茹で卵の黄身を使わずに、白身の方を、皮として使用して中に、こしあんを詰め
    又貼り合わせる、、、等、今、店屋に無いものが書かれているところが、面白い。

    今回の「ひとり膳」は、先代 長次郎が、書き遺していた、鰤づくしを、封印していた理由と、夜光の珠の盗難、殺人事件へとのつながり、、、
    読み解いて行けば、なるほど、、と、思うのだが、少し、複雑になりすぎてきているのでは、、、、、と、、、思う感もある。

    しかし、たんぽぽの葉のお浸しと佃煮、加賀の吹立菜などの食材に、、、、
    春慶塗りも、飛騨の春慶の松花堂と能代の春慶が、あるのも、知らない事だらけ。

    家にある茶卓は、どちらの物なのだろうか?と、思いながら、一服しながら、読み終えました。

  • 今回は確かに人死にはあるのだけれど、事件らしい事件という感じではなかったです。
    亡き先代の約定が思わぬ形で梅の季節に動き出します。
    瑠璃が回復傾向でも、季蔵を認めることはないかもしれないですよね。

  • 先代が書き残した「ひとり膳」という言葉の謎が解けずにいた主人公だが、10年前からの事件を紐解いて行くうちに、このひとり膳の謎も溶けて行く。
    事件と料理の謎が綺麗に解け、脇役たちの想いも少しずつ変わって話が進んで行く。
    このシリーズももう11冊なのね。

  • L 料理人季蔵捕物控11

    事件の展開についていけず。早くも複雑でもないのについていけないのはなぜだ。盛り上がりにかけるからか。
    瑠璃も死なず回復傾向だし、豪助のおき玖への気持ちも本人に伝わったようだし、もういいよそれで。って感じ。

  • 20120511 シリーズの順番を少し飛ばして読む。三吉の成長が嬉しい。内容は変わらず。

  • 季節は春。桜か、梅か。そんな談義に花が咲く心地よい季節とは裏腹に、ぶっそうな事件が、またも季蔵を襲う。

    烏谷の旦那も塩梅屋の常連も割と隅におかれた感満載で、それが、なんとも物足りないが。

    コナンかっちゅうぐらい、ばったばったと人が殺されていく殺伐とした感が否めない。

  • 第十二弾
    全店主の過去を含め、係わりのある事件を解決
    派手さはないが料理にかこつけて背後の悪を暴きだす
    登場人物の恋模様も気になるころか

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2021年 『花人始末 出会いはすみれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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