義経になった男(一)三人の義経 (ハルキ文庫 ひ 7-3 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.36
  • (2)
  • (6)
  • (12)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 83
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435338

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全四巻の第一巻
    蝦夷に留意した新解釈義経記?
    静御前も新解釈で、同じ仲間として義経の影武者も?
    内容の面白さ以前に字が小さく、本が古いせいか紙が白が茶に変化しおり、私の年では非常に読みにくく疲れてあまり進まない
    歳のせいか本のせいか?

  • 近江で生まれ育った蝦夷のシレトコロと源義経の運命が交わる。
    都の荒廃と平泉の隆盛、源氏と平氏と奥州の目指すものの違い、義経と頼朝の行く末は如何に!!
    今までに無い義経が描かれています。

  • 義経によく似た顔の蝦夷の青年を主人公に、源平争乱を描く。1巻は一の谷が終わって義経が官位を受けるところまで。
    三勢力のルーツに製鉄の民を置こうとするなど、伝奇的な要素がある。

  • 私の中の義経像とだいぶ違っていて、なかなか面白く読めた。このあとの展開はどうなるのか楽しみだ。

  • 義経の影武者の話。こういう歴史の隙間を埋めていくようなのはすごく好き。ちょっと予想してたのとは違う展開になってきたので、続きに期待。

  • 4巻本なので臆していたけどめっちゃ面白本である。読み終わるのに時間かかったのはカバンの奥にしまいこんでしまった為。
    二巻目が近所の本屋に無くやきもき。買っておけば良かった。

    本書で平泉に目覚めました。すみません、遅すぎです。これから本書と並行していろいろ読む予定です。

  • 義経の影武者とは着眼点がよい。時代考証も悪くなく今後が楽しみ。

  • 帯の高橋克彦の推薦文を見て、全巻購入したのは正解でした。源義経と東北藤原氏の滅亡を語る、いや騙る偽史小説。コレを原作として、大河ドラマにすれば傑作が出来上がると思うけど、蝦夷を主役に据えるのはまだNHKにはできないかぁ…

  • 全4巻のこの本。この1巻だけは、なかなか本屋になかった。
    話題の本かと、ある本屋で見つけた時は、つい買ってしまった。
    時代小説で源平時代を扱っているものは、少なくなっており、新鮮ではある。また、従来と違う解釈のもと、描かれた小説だと思う。

  • 平泉などを舞台とした作品です。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平谷美樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×