銀河鉄道の夜 (280円文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 586
レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435482

感想・レビュー・書評

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  • 銀河鉄道の夜/ 雪渡り/ 雨ニモマケズ /解説 長野まゆみ

    薄くて読みやすい。。。
    知人、友人から宮澤賢治をおススメされることが多くて、読んでみても、良さがさっぱり理解できず、青空文庫で短いお話をチビチビ読んでいた。良さがわかるようになってきたのが最近だったりする。

    不思議なことに読んでいると、とても懐かしくって涙が出てくる。生まれ育ったふるさとに帰りたくなる。
    転轍機、停車場とかその雰囲気が懐かしくて、故郷の風景と共に祖父母の言葉を思い出す。過去や思い出じゃなくって、記憶の中、原風景の中に入っていくような感じがこういう気持ちにさせるのかもしれない。

    2018年積読本消化26冊目

  • 誕生日ということ、
    まもなく七夕にも、
    そんな今晩、そんな気分で、
    久し振りに手を伸ばしてしまった。

    読むたび、過去に忘れている文章の流れ。
    天の河の流れがなぜか頭の中に瞬く想い。
    読む時の気分で読後心も変わってる感じ。

    南十字星。
    一度は砂浜に寝ころび、見続けてみたい。


    ~~なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから~~
    by 燈台守

  • 映画もかなり素晴らしいけれど、原作ももちろん素晴らしい。まず発想が素敵だし、景色の描写もいちいち良い。たまらないのは、活版所での活字拾いと、銀貨をもらってパン屋さんでパンの塊と角砂糖を買う場面。プリオシン海岸もアルビレオの観測所もりんごも。静かで厳粛な感じのする文章も好き。前半の、ジョバンニの家に牛乳が届かなくて牛乳屋さんに行くところですでに涙腺が刺激される。すべてが良い。1924年に書かれたとは思えないくらい、いつ読んでも新鮮で、色褪せることがない物語だと思う。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「景色の描写もいちいち良い。」
      絵にしたくなりますよね。。。
      「景色の描写もいちいち良い。」
      絵にしたくなりますよね。。。
      2014/04/25
  • 2018.8.28読了

  • 学生の時に読んだ記憶は少しありますが、断片的にしか覚えていませんでした。
    今読んでみると、よくわからない話もありますが、とても良いですね。
    銀河鉄道の夜は、いろいろ考えさせられる話です。
    セロ弾きのゴーシュは、なんだか、とっても、とっても良いです。
    ビジテリアン大祭は、ビジテリアンと反対派の論破合戦が、とても良い。
    平易な言葉で、論戦が繰り広げられます。
    宮沢賢治の他の作品も、読んでみたくなりました。

  • このお話はジョバンニという少年のお話です。ジョバンニは「銀河鉄道」という電車に友人のカムパネルラといっしょに乗って夜空を旅します。

    感想:銀河鉄道に乗ってみたいと思いました。ジョバンニみたいに、夜を旅して星を見たいからです。最後におどろく場面もありました。

  • 車窓からの眺めが物語の進展とともに移ろいでいき、その描写が美しい。透き通った空気の中に、色とりどりの宝石が散りばめられたよう。無機的な美しさを感じさせられる。
    一方で主人公の感情の移ろいは有機的で人間的。しかし、嫌味のある感情ではなく、誰もがいつかどこかで味わったことがあるもの。自分の子供時代を思い起こさせてくれるような、懐かしいようでいて、色褪せない物語。

  • 巻末に長野まゆみのエッセイ。

  • 貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」など、全14編を収録。賢治童話の豊饒な醍醐味をあますところなく披露する。

    この古典的名作は読んだことがなかったので読んでみた。一読後の印象は「色彩表現に富んだ、詩的な、夢の話」だった。それが当たっているかどうかわからないけれど、いろんな解釈ができそうな作品であり、それは文学的な懐の深さなんだろうなと思う。ただ「未完」とは知らなかった…。

  • 何回かチャレンジするも読みきれず

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著者プロフィール

大正・昭和時代の詩人・童話作家。岩手県出身。農学校の教師をしながら,詩や童話を書いた。『銀河鉄道の夜』『どんぐりと山猫』等の童話や、詩『雨ニモマケズ』など名作を多数創作。

「2018年 『注文の多い料理店/野ばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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