銀河鉄道の夜 (280円文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 672
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435482

感想・レビュー・書評

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  • いいお話なんだけど、子供が読むには、ちょっと難しいかも。

  • 言わずと知れた宮沢賢治さんの代表作だが、魅力がどこにあるのか本を読んでも自分にはあまりよく分からなかったというのが正直な感想。銀河鉄道の走っている様や景色などは想像してみると綺麗だなと思う。それがこの作品の魅力なのかなと思う。その点を反省して今度からは、古い名作を読むときには事前にあらすじを調べて(ネタバレをしてもかまわないという覚悟で)読むべきだなと思った。感想はこんなところです。

  • ケンタウル祭の夜、銀河鉄道に乗って旅立ったジョ バンニとカムパネルラの悲しくも美しい夏の夜を幻 想的に描き、宮沢賢治の最高傑作とも称される表題 作「銀河鉄道の 夜」。四郎とかん子の兄妹が小狐紺 三郎に招かれた幻灯会の入場資格は十歳以下。キッ クキックトントンの足拍子も軽やかに、映し出され る三本の幻灯……。冬のひ と夜の心温まる交流を描 く「雪渡り」。二篇の童話に、病床で書きとめた最 後の願いの絶唱「雨ニモマケズ」を併録した、オリ ジナル作品集。

  • 一回読んだ限りでは、理解できないかもしれない。解説を参考にしながら読んで、やっと作者の心情が分かった。
    彼の中のファンタジーと、彼の考えはいつでもリンクしているんだろうな。
    他の作品もあったがやはり、銀河鉄道の夜は他に追随を許さないほどの作品であることは確か。

  • 2017年03月31日読了。

  • 『姉さんがね、トマトで何かこしらえてそこへ置いていったよ。』
    ジョバンニは窓のところからトマトの皿をとってパンといっしょに
    しばらくむしゃむしゃとたべました。


    トマトで何かこしらえて…
    むしゃむしゃとたべました。

    宮沢賢治の擬音語はいつも耳に心地いい。

    トマトでなにかこしらえて…
    おいしそうな食べたこともない異国のトマト料理。

    物語の中心は明らかにここにないけど
    とても印象に残るシーン。

  • ジョバンニがカムパネラの死をあんまり哀しんでいないような終わり方がなんとも。。。だいたいの内容は知ってたけど、あえて避けていた本。なんとなく、モヤモヤするのは「風の又三郎」みたいかな。風の又三郎みたいな描写もあった。

  • 「銀河鉄道の夜」「雪渡り」「雨ニモマケズ」の3作を収録。
    ジョバンニとカムパネルラの夜の幻想的な旅。

  • 新潮文庫のと比べて文章が平坦な気がしました。気のせいかな?雪渡りは新潮文庫のほうには載ってなかったのでなんとも言えませんが。


    天気輪の柱っていうのは、一体どんなものなんでしょう。想像の世界にどっぷりつからないと見れなさそうです。

  • 宮沢賢治の小説・童話は、若い頃から気になってはいたのだけど、その独特の文体、リズムになぜかいまひとつ馴染めず、遠巻きにしていた感がある。
    本書は10代のころに読んだ記憶があるものの、あまり感動は残っていなかった。だが、どうだろう。今回、ゆっくりと読んでみて、細部はともかくその幻想的な世界についてはかなり味わうことができたように思う。また、ジョバンニのカンパネルラに対する気持ちと、逆にカンパネルラのジョバンニに対する思いについて、若い頃には十分に掬い取れなかった重さを感じることができた。読むというより感じる。これが文学を読むコツなのかな、とこの年齢になってようやくわかってきたような気もする。

著者プロフィール

1896年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中 学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの 開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。1933年没。

「2019年 『風の又三郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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