巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.54
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本棚登録 : 778
レビュー : 68
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435543

感想・レビュー・書評

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  • 道警シリーズの第4弾。
    これまでの道警シリーズとは少し違ってガッツリと重い物語ではない。
    ストーカーされていた女性・香里を護衛していた小島百合の活躍で逮捕された犯人が逃亡したことにより起こる様々な出来事を追っていく物語だ。
    中盤ですでに怪しげな人物は浮き上がってくる。
    前半で語られていたあるエピソードが犯人像と結びついて展開が読めてしまう。
    最終的に逮捕された真犯人の叫びがこの物語で一番印象に残った。
    手を差し伸べられる被害者と、誰も助けてくれない被害者。
    その差は何だろうと…。
    きっとそれは一歩踏み出す勇気なんだと思う。
    もしもあのとき自ら立ち去らなければ。
    もしもあのとき勇気を出してすべてを話していれば。
    違う結末が待っていただろうと。

    刑事たちにとって真の休日などないのかもしれない。
    それでも、事件が解決しホッとする一瞬がある。
    登場する刑事たちそれぞれの思いや果たす役割が軽い感じで読めるところがいい。
    好きなシリーズだけに、まだまだ続いてほしいものだ。

  • 道警シリーズ、小島百合巡査の活躍。

  • 神奈川で現金輸送車の強盗事件が発生し、犯人の一人に鎌田光也の名が挙がった。鎌田は一年前、ストーカー行為をしていた村瀬香里のアパートに不法侵入したところを小島百合巡査に発砲され、現行犯逮捕された。だが、入院中に脱走し指名手配されたまま一年が経ってしまっていたのだ。一方、よさこいソーラン祭りで賑わう札幌で、鎌田からと思われる一通の脅迫メールが香里の元へ届く。小島百合は再び香里の護衛につくことになるのだが…。

  • 北海道警察シリーズ第4弾
    これまでと変わらず期待通りに最後は一気に読み終わりました。
    途中、いくつもの事件が並行して進むので、ちょっとわからなくなったり、まどろっこしく感じたりもしたけど、この最後に繋がるためだったのだと思えば納得。
    読んでいるうちに、小島百合巡査と一緒に違和感を感じつつ、どこで引っかかってるんだっけ?と考えるのも楽しかったです。

  • 道警シリーズ!すっかりファンになってしまった。別々の部署にいるのに、何故か繋がるチーム佐伯。今回は小島巡査が主役の回だった。素直に面白かった!次巻も楽しみ!!

  • 道警シリーズ第四弾。さすが佐々木譲。ベテランの味がひしひしと伝わる傑作。冒頭から強盗事件、ストーカー、謎の白骨死体などミステリーの要素が満載で、消化不良を起こすのではと危惧したのだが、杞憂だった。テンポ良く物語は進み、バランス良く結末へと向かう。素晴らしい。

  • 北海道警の不祥事を題材に始まった物語も、今作で4作目。
    今回は、よさこい祭りを舞台に、
    前作にまつわる人々が微妙に絡み合い、
    そして、最後は・・・

    話の終わり方が好きだな。

    いいよな。仕事仲間の絆って。

    • hs19501112さん
      いいよな。仕事仲間の絆って。
      ↑↑↑
      同感です。
      “道警シリーズ”、自分も好きなので。



      フォロー、ありがとですv。
      いいよな。仕事仲間の絆って。
      ↑↑↑
      同感です。
      “道警シリーズ”、自分も好きなので。



      フォロー、ありがとですv。
      2012/03/19
  • 伏線回収はお見事。でも、シリーズの前作とか忘れかけだと、人間関係が掴みづらいな。

  • 第4弾!
    今までと比べると
    ちと上手くいきすぎ感が・・・。
    札幌のよさこいとか知らなかったし
    それよりも、命を狙われていた彼女。
    税金で警護されているのに
    ちと浅はかすぎないか?
    ってか、殺されるかも・・・の状態なら
    普通は踊りどころじゃ無いと思うが
    その辺りが今ひとつ同調出来ず。

    第1弾の仲間が初めて
    会食して情報交換。
    そうんなんだよ~
    皆各々乾されているんだし
    もっと早くから情報交換していたら
    事件も早く解決していたんだよ~!

  • 札幌の町が好きなんで楽しめました。

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プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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