巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 835
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435543

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で空きを待っていてようやくです。犯人がもしかして・・・と思いつつ最後にあぁやっぱりでした。「警察が守るのに、何が私には足りなかったの?」重いですよね。差はないと言われても当事者にしてみれば、歴然とした差ですから。

  • シリーズ第…何弾?

    佐々木譲氏、物語は好きなんだけど文体が合わない気がしてきた。
    今回はいまいち事件が小粒でした。
    やはり最初が一番面白かったかな。

    どうもキャラのビジュアルというか特性が掴めない。
    うーん、警察物としては横山秀夫より一段劣るかな…という感想。

    映像っぽいね、この人の作品は。

  • この女性が、自分と似てる部分がある気がした。

    堪えきれなくなって助けを求めたのに相手の都合で見放された形になり、
    殺されるもしくは殺す前に何とかしようと必死で逃げたのに見つかってしまって、
    否応なしに殺す以外なかった
    ような部分が。

    きっと私も殺すと思う。
    いや、相手を殺す前に自分を殺すと思う。

  • 「笑う警官」に始まった北海道警シリーズ第4弾。
    前編の「警官の紋章」を読んでないけど、十分楽しめた。
    メインストーリーは強姦殺人犯を追い詰める話だが、その他にいろいろな事件が織り込まれる。
    実際の警察でも様々な事案が同時進行しているはず。
    大変だな、お巡りさん。

    村瀬香織をつけまわしてるのは本当に鎌田なのか?
    北海道ならではのシチュエーションに翻弄されながら捜査員たちはメンツをかけて鎌田逮捕に躍起になる。

    犯人逮捕は意外な方向へ。

    「笑う警官」のメンバーが今回それぞれ別の部署でそれぞれ活躍している。
    仲間意識を持ちながらもべったりではない感じが心地よい。

    自分に課せられた仕事は何か、考えさせられる。
    何があろうとくさらず、自棄にならず、まっすぐ仕事をすること。
    肝に銘じなければ。

  • 伏線が効いていて面白かった。

  • テレビのドラマが目に浮かぶような場面展開だった。
    名古屋の刑事が、佐伯に言った言葉。くさい。くさすぎる。そんなこと言う人いるのかね、実際。
    あと、最後の場面で、小島をみつけ、ランチに付き合うって言ってたのに、と佐伯がつぶやき、津久井に、あんたがキャンセルしたんでしょ、と突っ込まれてたが、何でキャンセルしたこと知ってるのか?!
    最後はいちいち芝居がかって、気恥ずかしいわ。。。
    佐藤和枝があの眼帯の人だってのはなんとなく気づいちゃうよね、それだけ随所に登場させてたら。

  • 道警シリーズ第4作。

    小島百合巡査が捕らえたストーカーが逃亡してから一年たって、同一犯とおぼしき人物からストーカー被害者宛に脅迫メールが届く。

    佐伯警部補、津久井巡査部長、小島巡査の視点を同時進行で描く手法にもだいぶ慣れた。よさこいソーラン祭りを背景に、それぞれが追う別の事件が最後に集約する展開で、テンポよく読めた。

  • 道警シリーズ、やっぱおもしろい。

  • 道警シリーズ第4弾。一番面白かったと思う。シリーズものの特徴として登場人物に慣れた点はあるにせよ、ストーリーの交錯具合や構成はシリーズの中でも抜きんでていたように思います。

  • 道警シリーズ第4弾

    今回は主人公的存在の佐伯は本筋とは関係がなかった。
    このシリーズの根本的な事件の続きを愛知県警の服部に
    託す形の行動が記されているのみ。

    高級車不正輸出の件がおとり捜査と被り、覚せい剤密輸事件が警察
    をはじめとする国家機関のでっち上げと知るが、それを証明する事は
    現在服役中の警官郡司をどん底に突き落とす事になるので
    キャリア達への追求を諦める!





    「ネタバレ」

    今回の本筋は以前小島百合が狙撃したストーカー鎌田が病院から
    脱走し以前失敗に終わった村瀬香里を付け狙いだしたので
    小島が守る事になる。

    津久井は鎌田が横浜で起こした襲撃事件の方面から鎌田を捕まえよう
    とする。


    村瀬香里を狙っていたのは鎌田ではなく、佐藤和枝という
    以前交番に夫の暴力に耐えかねて相談に行ったが、よさこい祭りの
    忙しさで警察が自分のことを聞いてくれなかったことへの逆恨みで
    その時の警察の相手が小島であったため、本当は村瀬香里を
    狙っていたのではなく小島狙っていた!

    佐藤は本昨で少し出てくる事件夫殺しの犯人であった。

    佐伯の部下の新宮は連続ひったりく犯を現行犯で捕まえるが
    この書き方が、鎌田を捕まえたかのような書き方で、あれ?あれ?
    という感じで一ひねりしてある♪

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著者プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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