涼み菓子―料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-13 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2011年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435703
感想・レビュー・書評
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料理人季蔵捕物控シリーズ
この時代のスイカは甘かったのだろうか?
砂糖は、高価なものだったから、デザート的なものは少なかったのかな?
この時代の料理には、手間隙かけて、調理されることが、かかれてある。
エビについても、桜海老、蝦蛄、など生きのいい物でないと、今のような冷蔵保存もないし、大変だったことだと思う。
小説の中だから、次から次へと、料理が、作られているが、現実に、今この材料で、作れとしても、時間が、かかることだと思う。
しかし、この本は、料理が、主でなく、それにまつわる詳細をみるコメント1件をすべて表示-
ruigejump99さんそれにまつわる…の続きは!???それにまつわる…の続きは!???2012/02/29
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前回気になっていた恋愛部分に、あっさり決着がついてしまってて、ちょっと残念。
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日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」。主の季蔵と先代の娘・おき玖が、美味しい冷茶の試作をしているさ中、季蔵の弟分である豪助がやって来た。「甘酒屋みよし」の父親がこれぞという“涼み菓子"を考えてきた男を、娘おれいの婿にすると約束したという。おれいに想いを寄せる豪助に季蔵が助太刀をすることに・・・・・(「涼み菓子」より)。表題作他「婿入り白玉」「夏の海老」「乙女鮨」の全四篇を収録。人びとに美味しい料理と幸せを届けるために、今日も季蔵が大活躍。シリーズ第十二弾!
令和2年7月26日~28日 -
小町娘が、母親と滅多づきの惨殺事件があった。その後、季蔵を兄貴と慕う豪助の許嫁が父親と惨殺された。
二つの事件には、幕府に入る裏金を作るための、賭博が関わっていた。
犯人と思しきものが浮かび上がるが、上からの命令で、捕まえられない。。。
婿入りの条件の新しい菓子比べや、記憶を失った人の好物を作り、記憶を取り戻すとか、事件には必ず美味しい料理が関わる。 -
牛蒡のシャクナギ、蓮根のかき、茄子の昆布じめ。婿入り白玉。
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面白かったけど、やっぱり人、死にすぎでしょ。えびを食べるときに「えび、えび」って独り言を言っちゃうようになりました。
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20121130 相変わらず、簡単に人が殺されるが、今回はストーリーかあってしっかりと読めた。どうなんだろう?この殺しかたは?
( ;´Д`) -
ついに豪助が身を固めようと!
その助太刀で、涼み菓子を作ることになった季蔵。
しかし、これがまた思わぬ方向へ進んで行く。
季蔵の話よりも脇役の話が進んで行く感じです。