疾走 上 (ハルキ文庫 あ 10-14)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 158
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435734

感想・レビュー・書評

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  • 最後に、来た、来た、来た~!畝原!

  • 全く新作が上梓されないので読まずに置いていたのですが、とうとう我慢できなくなった。
    いつの時代の話だろうという冒頭から、得意の「何となくイヤーな感じがする人たち」に移り、予想を超えるとんでもなく悲惨な展開に。
    東作品オールスターズの活躍に期待しつつ下巻へ。

  • 始末屋榊原シリーズ第三段は上下巻、でもこの文庫の薄さで上下巻にするなら一冊で出したもらいたいですね。それでもごっつい文庫本と呼ぶには薄い厚さでしょうに。それはそれとして、原発問題に絡めての陰謀劇。まぁ実際にろくでもないことやってるんだろうなぁと納得できるのが原発関連施設だしね。それにしても、死線を二度乗り越えた恵太くんは勘が鋭くなったなぁ

  • 健三さんの物語に探偵や桐原が登場し、なんだか札幌に住んでいて、知り合いの話のようだった(^o^;)

    実話だったら怖いけど、起こりそうな話だから引き込まれる

    今下巻読書中

  • 続編か?と思った位人物の背景が判らずに読み進めると、最終ページ近くになって書いてあった。もう少し早めに書いてあると面白いのに。

  • 衝撃。反原発にせよ。その他、諸々。
    初版単行本が2008年出版だが、その内容が、東日本大震災からの原発問題、それに伴う反原発。あまりに、シンクロする。

    デモ、行政、癒着、利潤、地場民間企業。

    テンポよく、下巻に期待。

  • 福島原発の今読んだからこそ笑えない。
    ただ、リアルと荒唐無稽の狭間でちょっと無理あるかな的なプロットが気になる。終わり方もボクは好きではないな。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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