母子草―立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-15 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435826

感想・レビュー・書評

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  • 出会いもあれば別れもある。
    立場茶屋おりきの仲間になるかと思えば、惜しまれながら去って行く人もいるけど、だんだん増えてくる仲間。
    その仲間が変わっていったり、成長したりするのを見ながら、私も仲間になった気分。

  • シリーズ8

  • 父親に置き去りにされていた芳樹、父がようやく帰ってくる。
    仇討ち姉弟のその後。
    蓬莱屋親子の話。
    八文屋の卵づくし。
    如月鬼一郎(馬越右近介)の突然の訪問。
    京の都々井の御亭の巳之吉引き抜き話。
    こうめと鉄平との祝言、そして大地震。

  • 3月5日~7日

    父親の時蔵に置き去りにされた芳樹が、「立場茶屋おりき」で暮らしはじめて、ひと月あまり。皆とすっかりなじんだ矢先、ばくちに手を出して江戸追放と決まった時蔵が、芳樹を迎えにやって来た。おりきは、二人の門出に、心尽くしの祝い膳を用意したが・・・・・・。(「母子草」より)。表題作他「斑猫」「藤の雨」「蛇苺」の全四話を収録。苦難にあっても、皆で力を合わせて懸命に生きる人びとの、涙と笑いと意地と誇りを描き切る、書き下ろしシリーズ、第八弾。

  • おりきシリーズ最新刊です
    おりきの周囲の人物の性格が際立ってきました
    短い短編なのに、沢山の人生を拝見ました!

  • 第八弾
    特に何というわけではないが、何故か内容が好きである。
    今回も短編四話で、それぞれこれまでの係わりのある人物も登場する
    派手さはないが、何故か記憶に残る。

  • 立場茶屋おりきシリーズの第八巻。 相変わらずの“人情時代小説”だが、今回の見どころは女将おりきの気持ちの変化かな? 亡き如月鬼一郎の面影は去り、巳之助と真に向かい合いはじめたおりきの心情が胸を打つ。 もちろんいつものメンバー、番頭・達吉、亀蔵親分、幾千代姐さん、善爺も健在。京に絵師の修行に出た三吉も、文の便りで登場と行く末も告げられている。 今回、ラストに地震の話を持ってきたのは、書き下ろしならではの東日本大震災に対する配慮と見られ、作者から、おりきの言葉を通じてのメッセージなんだろう。

  • 立場茶屋おりきシリーズの第8弾。

    ずっと読んでいるから登場人物は多いし、気になるしもうこれは終わるまで読むんだろうなと覚悟している。

    台詞の言い回しとか、いまいち気に入らないところもあるんだけど、人間模様の描きかたがうまい。
    女将おりきはもちろん、他の人物も、まわりの知っている人に対して、甘やかすのでない心配りをして助けあう。
    その姿に清々しい気持ちになり、見習いたいと感じる。

    今回はついに、女将のおりきと花板さんのあたたかな将来も示唆するところまで行き、うれしい。

  • シリーズで読んでいますが、登場人物ひとりひとりが本当に生き生きと描かれていて、読了後は心が温かくなります。四季の花や料理がさりげなく出てきて、女性作家ならではの優しさも感じます。

  • 小さな事件は毎日のように、大きな事件も忘れた頃にやってくる。
    そしてたくさんの人との出会いと別れのくりかえし。
    零細企業経営者としての心構えを学ぶには、とても勉強になる一冊だと思います。

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