心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 3520
レビュー : 539
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435840

感想・レビュー・書評

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  • みをつくし料理帖シリーズ第6弾。

    小松原さんとは・・・
    休憩室で読んでたんですが
    涙が溢れてきてしまい焦りました^^;
    想いが通じあったんだと喜んだのですが
    澪には、それよりも大切なものがと思うと
    読んでいて胸が張り裂けそうになりました。
    これから先、どーなっていくのか。。

  • 衝撃が走るとはこのこと。

    澪が愛する小松原。
    いつもそっと導いてくれた人。
    その人が自分の伴侶となるかも知れない。
    愛し、愛される喜び、これ以上幸せなことがあるだろうか?
    少女漫画ならこのまま突っ走って大団円のはず!
    しかし.......。
    物語はそんな予定調和を良しとしなかった。
    身分違いの恋とはいえ、各史料にあるように、町人から武家になる方法など幾らでもあった。
    無論それは簡単なことではないけれど、全く越えられない壁ではなかった。
    それなのに、なぜ!

    答えは、澪が料理の道を断たれることを心の奥では望んでいなかったから。
    揺れに揺れる心。
    けれども「私は何がしたいのか」という答えははじめから出ていたのだ。

    「あちこち欠けて傷ついて、それでもひとは生きていかなならん」
    「良いことも悪いことも、長くは続かない。色々あっても、せめても丸い幸せを、願い続けて生きるしか無ぇのかも知んねぇな」(102頁)
    自分にとっての幸せ、大事にしているもの......。
    周りはもったいないというかも知れないが、誰にも止められるものではないのだ。

  • 心星。これだけは譲れない、自身の中にある揺るぎないもの。それはきっと、多くの葛藤を乗り越えた者のみが見つけられる星なのなも。自分にも漠然とある気もするが、形に示と言われれば少々悩む。なるほど、またまだ精進が足りないようだ。

  • ちょっと小難しい本を読んだ後に必ず立ち寄りたくなる小料理屋「つるや」(^^)
    そして会いたくなる料理人、澪。
    これまでも、一難去ってまた一難を何度も繰り返し乗り越えてきた澪だが、今作での苦難は今までものとは少しワケが違うようだ。
    人生の転機を目の前に悩む。女性としての幸せを取るか、料理人としての発展を取るか。。。読みながら澪と共に思い悩む自分がいた。
    幸せの形は人それぞれ。澪にとっての真の意味での幸せを、いつか掴み取ってほしいと願う。
    これからは大根がおいしくなる季節。大根の油焼きを試してみたいと思う。

  • 雨なのに傘を忘れて去る医師・・・いつもそっと見守ってくれていたこの医師の幸せを願う。それにしても休む間もなく次巻を手にとって読んでしまうこのシリーズ小説は見事です。

  • でかい二択だわなぁ~
    そして選んだ選択は想像していたとおりとはいうものの。。

    小野寺様は名前にシンパシーがあるだけに個人的に残念。

  • ただただ面白い!

  • 「俺の女房殿にならぬか」
    「ともに生きるならば、下がり眉が良い」

    プロポーズ、かっこいいわー!
    まぁ、めっちゃお膳立てしてもらってからのプロポーズなんだけどね。早帆さまも好きだからOK。

    源斉先生も、切ないなー。

    んー、でもやっぱり、小松原さまでも源斉先生でもなく、私は又次派。

  • シリーズ第6弾。
    今回のテーマは『決断』。天満一兆庵の再建と野江の身請けを果たそうとする澪に、翁屋と登龍楼からある提案が持ち込まれる。
    旨い話には裏があり、他人の懐を当てにしていては筋の通ったことはできない。同じような経験があるので、澪の決断に安堵しました。

    「店の格、設え、そんなものに目を奪われる前に、自分が料理人として高みを目指すためにすべきことは沢山ある」(p.123)という澪の気付きは、精進する者が忘れてしまいやすいことなので自分の心に刻んでおきたい。

    心星を見つけてしまった澪の、これからが気になります。

  • やはり料理はやめれんだろうなぁ。野江ちゃんとは絶対切れないしねぇ。

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