きずな―時代小説親子情話 (ハルキ文庫 ほ 3-2 時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所 (2011年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435956

きずな―時代小説親子情話 (ハルキ文庫 ほ 3-2 時代小説文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 年をまたいで読了。
    色んな親子の絆が。

    初めは高田郁氏の「漆喰くい」狙いで読んでいたんだが、他の作品も例外なく名作。
    スゴいアンソロジーだよ。

  • 高田郁さんが読みたくて、図書館で借りてみた。
    もちろん高田さんは文句なしに良かったけど、他の人も、こういう本を借りなければ読まなかっただろうけど、どれも面白かった。
    かなり豪華な顔ぶれ。

  • 宮部みゆき 鬼子母火
    池波正太郎 この父その子
    高田郁 漆喰くい
    山本周五郎 糸車
    平岩弓枝 親なし子なし

    編者の細谷正充氏の時代小説のオススメ解説は好みなので、読んでみた。
    さすが豪華でバラエティ豊かな作品集。それぞれの著者の特色がよく出ていておもしろかった。
    いちばんの好みは、高田郁の「漆喰くい」。食べものの美味しさと人情味はこの著者の真骨頂。
    宮部みゆきはやっぱり多少怪談入ってるし、平岩弓枝の「女のいやらしさ・怖さ」はずば抜けてる。

    同じシリーズで、「ふたり」ていうのも読んでみようっと。

  • 宮部みゆき:鬼子母火
    池波正太郎:この父その子
    高田郁:漆喰くい
    山本周五郎:糸車
    平岩弓枝:親なし子なし
    それぞれの作家が親子の絆を描いた時代小説短編集。どの作品もいかにもその著者らしい描き方で色々な立場の親と子が互いを思いやる絆の深さを表現している。短編ながら心温まる作品ばかりだ。

  • さすが平岩弓枝!
    何人もの作者の作品を集めているので、それぞれの作風が楽しめました
    2015.02

  • 2011年9月刊。親子をテーマにした短編5編のアンソロジー。高田郁さんの「漆喰食い」が良かった。この作品はこの本でしか読めないのではないかしらん。

  • 「鬼子母神」、「子の父その子」「、漆喰くい」、「糸車」、「親なし子なし」、の5話からなるが、どれも、親子の深い愛場がこめられた物ばかりで、すぐに読んでしまえると共に、深く感動してしまう物語ばかりであった。

    「鬼子母神」での注連縄に人髪が、挟まれていた訳は、、、そしてそれを燃やした後の煙は、母の霊魂が、こめられていたのか、、、と、思える話。

    「その父その子」は、やはり、池波正太郎!と、思われる時代小説でも、情愛の深い話で、、つつましい生活を送る真田家の殿様に、まつわる話で、一度の契りで、生まれた息子とのつながりであり、最後の墓に入るまで、そして墓に、全てのつながりまで、封印してしまうのである
    生涯、顔合わせることも無く、話をすることも出来なかった父と子。それなのに、絆の深さがあった物語である。

    「漆喰くい」 豆腐を、病気の母に食べさせたいと願う11歳の娘ふみが、その時代「慶安の御触書」で、、作っては駄目なのを、四角でなく水にも浮いてない物だから、と、作り方を教わり、その名を、漆喰くいと、、、
    そして、其の事を庄屋も、代官も、親孝行に最適な処分を下すのである。

    「糸車」は、病気の父と、幼い弟とで、つつましい生活をしているお高は、養女だったので、父は、娘のため生活の豊かになった、元の家に戻そうとするが、お高は、粗末な家の養父の元に帰って来るのである。
    お高の選択は、今の時代には、相応しくないのかもしれないが、血のつながりも、必要だけど、家族としてのつながりを、大切にしたと、思う。

    「親なし子なし」 は、金持ちの呉服商へ再婚して、女将になったが、姑からは、愚痴を言われ、主人からも冷たい仕打ちに合い、そして、実の息子は、ぐれて、金の無心をするのである。
    そんなやりきれない中に、最後の奉行の采配に、光を見出す。

    親子関係、家族関係が、今の時代物が簡単に手に入るのと、同様に、子供も、物扱いに、なっている事件が、沢山ある。
    東日本大震災で、『絆』と言う言葉で、皆がつながったように、親子、家族が、本当に、絆で、結ばれて、悲惨な親子の事件が無いようになれば良いと、思える昨今です。

  • 高田郁、ストーリーはよいが、文章が幼稚くさい(みをつくしでもそう)宮部みゆきならもっとおもしろく料理してくれそう(赤穂浪士のくだりとか)俄か批評家目線で作家を比較できる時代小説アンソロジー。

  • 2014.4.17
    やっぱり、宮部みゆきと高田郁がいい。

  • 高田郁さん目当てで読みました。彼女の作品は時代小説ならではの言葉があまりなく、歴史が分からないと面白さが半減するような話ではないので、私のようにあまり歴史が好きになれなかった人間が読んでも面白いです。

    他には、平岩弓枝さんの『親なし子なし』が分かりやすく面白かったです。

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