- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435970
感想・レビュー・書評
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第十三弾
4篇の料理に、江戸の悪(闇)を取り除く
これまでの続編の感じがかなり強い、豪助とおしんの結び
奉行烏谷と悪党佐平次(抜け忍)の因縁、そして佐平次の娘(母の敵)非常に盛りだくさんで一気に読める詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「茶屋みよし」のおしんさんが、おめでたらしい―――日本橋は木原店にある一膳飯屋「塩梅屋」の主・季蔵は、先代の娘・おき玖にその話を聞き、早速、豪助を訪ねた。当の豪助は、身を固めるつもりらしい。季蔵はふたりのために、心のこもった祝言の折り詰めを作ることに・・・・・・(「祝い飯」より)。表題作ほか「里芋観音」「伊賀粥」「秋寄せ箱」の全四篇を収録。愛する女性と市井の人びとのため、季蔵は今日も密かに悪を討ち、そして美味しい料理を作り続ける・・・・・。大人気シリーズ第十三弾。
令和2年7月28日~29日 -
20190920 読了
覚書
第一話 祝い飯
第二話 里芋観音
第三話 伊賀粥
第四話 秋寄せ箱
お利うキャラ、いつかまた登場して欲しい。
茶粥を作ってみたくなった。
相変わらず季蔵は女心に鈍いままw -
季蔵がたまたま出会った利うという名の娘。一見男だか女だかわからない風体をして、子猿を肩に乗せている。
賭場で一人勝ちをして、ヤクザ者に追われていたのだった。
そこから事件の色々な場所で利うたちを見たという証言が。
気になる季蔵は調べ始める。
伊賀の抜け忍が育てた二人の娘を守るため、悪を退治しようとするが、そこには。。。
読ませるに十分な仕掛けの多い話の中には、美味しい料理が散りばめられて、、、一粒でなんども美味しいシリーズ。 -
祝い飯、里芋観音、伊賀粥、秋寄せ箱。お利う、小吉、二平、平子屋弥平次、鬼造。
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つくづくこの人聡いんだか鈍いんだかと思わせる主人公季蔵。
そして、今回はあのお奉行までも昔話と因縁話。
お利うに仲間意識なのかやけに世話を焼いて、おき玖さえもやきもきさせましたが、正直このまま出てこないほうが心安らかに読めるかな。でもおき玖に関して言えば、かなり圏外な気がして気の毒です。
今回の里芋料理が食べたくなりました。 -
豪助さん、良かったね。おきくさんへの気持ちは何だったのかよくわからないですが、、、気の迷いだったってこと?おきくさんも早く幸せになって欲しいね。江戸時代ならもう大年増では?
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20130124 展開が唐突で着いていけなくなりそう。何と無くシリーズの境目になるのかもしれない。
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今回は料理の話よりも事件の話の方が多かった。
裏稼業を始めてから人との付き合いにある程度線引きをしていた主人公の季蔵が、人に関心を持ち、奉行の命令ではなく、その人のために仕事を全うしようとする。
季蔵の心の内や、奉行の過去なども少しずつ明らかになりつつある。
瑠璃が全然出てこなくなったが、今後はどうなるのだろうか? -
L 料理人季蔵捕物控13
うーん。うーん。
著者プロフィール
和田はつ子の作品





