菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 362
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435987

作品紹介・あらすじ

神戸にあるフランス菓子店"ロワゾ・ドール"に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場。

感想・レビュー・書評

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  • 上田早夕里のパティシエシリーズの3作目
    SF作家としてデビューした人だけれど。
    このシリーズも結構はまる。
    関西のケーキ屋さんを舞台にしており、今回の主戦場は西宮ガーデンズ。
    恋愛小説風だけれど、最後は…
    読んでみてください。

  • ケーキの知識が全然ないけどすごく読みやすくて面白かった。知っている場所が出てくるのも楽しかった。

  • 甘いもの大好きなアタシとしては武藤さんの気持ちはひとっつも解らないし、夏織ちゃんを落とす方法もなんか回りくどくて残念男子だなぁ、と。
    やっぱり恭也さんの方が素敵かな。
    一途な夏織ちゃんが良い。
    ブランマンジェがすごい食べたくなった。

  • 後味は甘酸っぱい

  • 神戸にあるフランス菓子店“ロワゾ・ドール”に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場。

  • 神戸にあるフランス菓子店『ロワゾ・ドール』に
    西富百貨店の武藤という男性が訪れた。
    中堅パティシエの夏織はその新作づくりに抜擢。
    そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの
    恭也が東京からひょっこり帰ってきて…。
    「ラ・パティスリー」の5年後を描いた
    とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説。

  • 「ラ・パティスリー」の五年後を描いた続編。
    百貨店の依頼により、洋菓子の企画フェスティバルに参加することになった洋菓子店のロワゾ・ドール。
    中堅パティシエとなった夏織はフェスに出す新作づくりに奮闘する日々。
    そんな折、先輩パティシエの恭也が東京からひょっこり帰ってきて……。

    前作以上に、プロとして身をたてていく奮闘を描いた一人の女性の成長小説という感じでしたし、同時に、不器用な男の切ない片思い小説でもありました。

    菓子フェスの担当者の武藤は、大の甘いもの嫌い。
    この武藤という男、とにかく無骨で不器用な奴なのです。
    恋に落ちたことを自覚せず、新しい大きな仕事に誘うことによって片思い相手に関わろうとしたり。
    仕事はそつなくこなすけど、ちょっと独りよがりなやり方で彼女の成長を勝手に思いやったり。
    (結局は彼女の意思を尊重して身を引くわけですが・・・)

    夏織の成長を描くとともに、彼の甘いもの嫌いの克服と恋のひっそりとした終わりが描かれ、武藤がかわいそうになっちゃいました。

    男性よりも女性の方が恋愛と仕事の相克に悩むこともなく夢に向かってバリバリ頑張っていくのが今風です。
    甘い菓子の話でしたが、甘さよりもほろ苦さが残る、切なくビターなお話でした。

  • 楽しめました。色々食べてみたくなります。

  • 「ラ・パティスリー」の5年後の話だけど、武藤という新しい登場人物の視点で書かれているので、続編という感じは薄く単品でも読めると思う。

    甘いものが大好きな私には、甘いものが大の苦手だという武藤の気持ちはわからないけど“苦手な人でも大丈夫”って言われるのが嫌なのは共感できる。

    恭也は恭也として暮らしているの?
    相変わらず恭也の気持ちが見えてこない。だったら、恭也を出さずに夏織の葛藤を書いても良かったんじゃないかな?

  • 美しいお菓子の描写もさることながら、お菓子業界の裏側と職人の厳しさ、やり甲斐といった要素が非常にうまく書かれているのがこのシリーズの一番の魅力。
     さて、お菓子の嫌いな人がお菓子と関わるという切り口で展開する今作。この切り口が面白く、百貨店という販売するプロの側からの目線も興味深いです。今まで考えたこともない一つのお菓子を生み出すことの大変さと喜びが主人公・夏織を通じて書かれており、彼女の新たな挑戦に期待せずにはおれませんね。 

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プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。同作は「SFが読みたい! 2011年版」国内篇第1位に選ばれ、『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』の各表題作、『華竜の宮』の姉妹編『深紅の碑文』と合わせて《Ocean Chronicleシリーズ》と呼ばれ、読者からの熱い支持を集めている。近著に『妖怪探偵・百目』シリーズ、『薫香のカナピウム』など。

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