菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435987

感想・レビュー・書評

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  • パティシエシリーズ3冊目、百貨店企画部勤務の武藤は大の甘いもの嫌い、そんな彼に任された仕事はお菓子のフェスティバル。嫌いなものを扱う仕事に悪戦苦闘する彼が訪れたのはパティスリー〈ロワゾ・ドール〉、そこで待っていた出会いとは…
    1作目の5年後を舞台に門外漢の人物を主役に据えて、前作のキャラ達の成長も窺える話だった、甘いものが食べたくなるお菓子の描写は健在。前2作にあったミステリ要素は皆無で恋愛を前に押し出したものに、主人公が最後まで外側のお客様の立場に甘んじてしまったため、印象が薄いのが残念。
    今後ミュロワーズでの話も読んでみたい。

  • ラ・パティスリーの続編です。
    発売順的に言えばこの菓子フェスの庭よりショコラティエの勲章を先に読むべきだったのかもしれないけど、まあ大丈夫だろうと思ってショコラティエを読まないでこっちを先に読みました。
    ラ・パティスリーを読んでまだ数ヶ月しかたってないんですけど、結構忘れてちゃってました。人の名前とか。
    思い出しながら読みました。

    あらすじを読んで、私は中堅パティシエに成長した夏織がメインのストーリーかなって思ってたんですけど、どっちかっていうと西富の武藤さんが主人公っぽかったです。
    夏織と恭也がメインの話を期待してたんで、そこはちょっと残念でした。
    でも相変わらず出てくるお菓子が美味しそうでした。
    ブラン・マンジェっていうお菓子を私は初めて知ったんですけど、すごい美味しそうで食べたくなっちゃっいました。
    あと、絶賛されてたオペラ・フレッドも食べたいです。

    私は子供の時から甘いものがすごく好きで、特にチョコ系のお菓子とか大好きです。
    だから甘いもの嫌いの武藤さんにはあんまり共感できませんでした。
    でも誰にでも食べれる優しいお菓子っていうのは良いなって思いました。

    次は夏織がコンクールに向けて頑張る話が読みたいですね。

  • ■甘くないお菓子の優しい味

    神戸にあるフランス菓子店“ロワゾ・ドール”に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場。

  • 読んでいると口の中に色彩豊かなお菓子の味がひろがってくるよう。最近やっと甘いものを楽しめるようになった身としては、職人さんって凄いなあお菓子って奥が深いなあとただただ感心。
    ただ前作同様、話は淡々としてるし登場人物の心理が掴みにくい。恭也はあっさり帰ってくるけど二人の関係性がいまいち伝わらないし、武藤さんのいきなり(に感じた)の夏織への執着はちょっと怖かった。あとミステリ要素は完全になしでした。

  • パティスリーの色とりどりのショウケースを見ている気分になるくらい、色んなお菓子が出てくる。
    それだけでお腹がすくし、わくわくする。

    小説の中に出てくる夏織のお菓子のように優しさに溢れたトーンなのも好き。

    もし、本が食べられるなら、私はこの本を食べたい。

    きっと甘酸っぱくて、可愛らしい、幸せなケーキの味がするだろう。

  • 職業小説部分を楽しんだ。恋愛はパス。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/8737550.html

  • ラ•パティストリーの5年後が舞台の作品。
    前作では新米だった見習いパティシエだった夏織が中堅として活躍しています。
    そんな夏織の元に、お菓子フェスティバルの話が舞い込みます。

    やっぱりこのシリーズは、出てくる食べ物が何でも美味しそう!食べて〜
    !!
    神戸がメッカとのことで、思わず行きたくなってしまいますよね。

    あと、職人としてひたむきに仕事する登場人物たちに頭が下がります。
    チャランポランに生きてる自分が恥ずかしいです……

  • ラ・パティスリーからの続き。

    あんまりにも昔に読んだので、あんまり覚えてなかった(笑)

    単体で読むと夏織のかたくなさが目について、あんまり楽しめなかったかな。

    前作のショコラティエの方が私好みです(*^^*)

  • やっぱり僕は、甘いものが大好きだ!!

  • 神戸にあるフランス菓子店“ロワゾ・ドール”に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場(「BOOK」データベースより)

    『ラ・パティスリー』『ショコラティエの勲章』の続編。
    ちょっと成長した夏織が登場。
    自分の仕事に真摯に取り組む姿勢は、読んでて気持ちがよいですね。
    恭也との間はあんまり進展しそうにないけど、うーん、今後はどうなるんだろう。
    あ、前の2作には見受けられたミステリ部分は無くなってしまったんですね、それは少し残念。
    どちらかというと、お仕事小説っぽくなっていくのかな。
    今回は販売業種目線が加わっていたので、完全なお菓子業界の話ではなかったのですが、こういう異業種が交わる話も面白いな~。
    続編ありそうなので期待します♪
    近日開店予定(?)の「ミュロワール」も楽しみだわ~。

  • 2012年4月西宮図書館

  • 武藤さん強引やのう。
    でも最後にタルト食べて泣きそうになってるのはちょっと可愛いかもしらん。

  • お菓子のイベントに関わるパティシエ夏織と主催側の武藤の視点から描かれる物語。
    出てくるお菓子がみんな美味しそう!楽しく軽く読めたけど、あまりにも波乱がなさすぎて少し物足りない。あと、武藤のキャラクターが微妙…。

  • 舞台となっている西宮北口は元住んでいた所であり、親元でもあるので、、地域的にハマッタというか。「ガーデン」は新しいので、あっちに帰ったときだけ3,4回ぐらいしか行ってませんけどね。それにしても1冊としては短い。本来は、同じくらいのを3編ぐらい合わせて1冊にするんじゃないかなあ。

  • 確かにミステリーだったのになぁ、最後は違うんだぁ。
    洋菓子は好きだけど、食べ続けたいほどではなく、
    めちゃくちゃ甘いのは好みでないので
    マカロンが、砂糖菓子爆弾というのは武藤さんに大賛成。
    身近な場所のお話だったけれど、百貨店の催事の営業を美化しすぎ。
    誠に申し訳ないが、ほんの短い期間だったけれど
    百貨店にいた人としては、
    「そんなわけない!」な感じであった。
    それと、武藤さんの公私混同甚だしい仕事のやり方に
    ちょっと、げんなり。あんたの会社か、と言いたくなる。

    夏織ちゃんと恭也さんの、ぶれない感じはよかったけれど。

  • 中堅パティシエ夏織の働く、神戸のフランス菓子店〈ロワゾ・ドール〉に百貨店の武藤という男性が訪れた。
    ショッピングモールにある喫茶で行うイベントに参加して欲しいという。
    武藤の希望する新作づくりに奮闘する中、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、こちらに自分の店をオープンするために帰ってきて…
    「ラ・パティスリー」の五年後の物語。

    在庫切れで入荷待ちしている間に期待値が上がりすぎたようです…
    武藤の甘味嫌い克服と夏織のステップアップのお話でした。
    私が夏織をあんまり好きじゃないからかな‐
    その才能に憧れていて、恋心もいだいちゃってる恭也が帰ってきて嬉しいのはわかるけど…依存とまでは言えないかも、けど寄りかかり過ぎじゃないの?
    恭也と夏織のお菓子づくりのベクトルは違う方向を向いてる気がするんだよね。
    それがお互いの刺激になって良い面もあるんだろうけど。
    武藤も夏織への思い入れが急激かつ強くって…惹かれたのはわかるけどちょっと怖い…
    でも新たな世界に踏み出せて良かったね。
    舞台的に初夏頃に読んで、ムース・プリン・ゼリーあたりを食べたかったな‐

  • 出てくるお菓子が本当に美味しそうで美味しそうで…。チョコレートを食べながら読みたくなる本。
    食べてしまうと一瞬で消えてしまうんだけれど、その小さなお菓子にこんなにも工夫がされているのかと思うと、食べるときの気持ちも変わるなあ。

  • ラ・パティスリーの5年後の話だそうで、そもそも私はそれを読んでいなかった。失敗。
    お菓子のフェスティバルの企画を任された武藤は、大のお菓子嫌い。そんな武藤でも食べられるケーキを作ってくれたのが、ロワドゾールの夏城だ。ケーキを描くキラキラ感はたまらないが、クチコミ等で指摘されているとおり、人物の心理描写があまりうまくない。残念。

  • シリーズⅢ。でも実質は「ラ・パティスリー」の続きで五年後を描いていて夏織の成長がわかる。ケーキ食べたいな~
    2012.2.1

  • 少女マンガだ。
    読みやすい。
    ほのぼのしてていい。

  • 物語の舞台が、自宅すぐの商業施設。
    まさにわたしの庭でもあるわけです。
    見知った地名が出てくるだけでなんとなく嬉しい。

    お菓子の説明が細かくて、想像するだけでうっとり。
    物語としてはあんまりしっくりこない…

  • シリーズ3作目。

    相変わらず真面目な雰囲気。。。
    でも、勢いがあった。

    夏織のお菓子作りに対する情熱。
    そして恭也への恋心。

    武藤の仕事に対する情熱。
    そして夏織への恋心。

    どちらの気持ちも、よくわかります・・・。

    表紙も可愛いし、フェスティバルの企画がだんだん形になっていく様子にワクワクしました。私も甘いものはほとんど食べないんですけど、なんか無性に食べたいかも☆

  • ほう、続いていましたか。
    前作、前々作となんかび妙にたどたどしかった記憶がありますが、さすがにもうそんな事はありえない。
    いい感じの職業小説。
    …ただ、なんていうか、上田さん、恋愛の甘さだけは苦手なようで(汗)

  • 相変わらず目眩がするほどおいしそうな洋菓子たちです…

    主人公の立ち位置が面白い。しかし上田さんは男サイドの恋愛観がじんなりしててそこは苦手ー(笑)

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。同作は「SFが読みたい! 2011年版」国内篇第1位に選ばれ、『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』の各表題作、『華竜の宮』の姉妹編『深紅の碑文』と合わせて《Ocean Chronicleシリーズ》と呼ばれ、読者からの熱い支持を集めている。近著に『妖怪探偵・百目』シリーズ、『薫香のカナピウム』など。

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