菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.23
  • (8)
  • (38)
  • (93)
  • (14)
  • (2)
本棚登録 : 397
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435987

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 食べ物の美味しそうな感じがよく伝わってくる。
    SFだけじゃなくて、こういう日常も淡々と書けるのはいいなぁ、と思う。
    でも、どちらも独特の雰囲気故に融合は難しいかも。

  • 麗子さんがカロリー調整しながら食べているのでケーキの試食を続けても太らないっていうのは、なんか腹立ちますね。

  • 『ショコラティエの勲章』から5年後の世界。スイーツはおいしそうなんだけどこのシリーズは全体的に物語展開に魅力を感じないのはなんでだろう。夏織がパティシエとして成長していたり、恭也がお店を出すことになったりと展開はあるけども…。多分、無理に恋愛要素を絡ませてくるのが好かないのだろう。中村佑介さんの装画は相変わらず素敵。2012/271

  • ラ・パティスリーの続編。
    短いながらもおいしさがぎゅっと詰まってる感じ♪

  • ダークバラードの時にも感じたけど、ご都合主義はいやなのだろうけど、なんだろう・・あまり幸福感を感じられなかった。モヤモヤーとしたまま終了。お菓子の描写は凄く惹かれるものがあるのに、人間関係が・・市川さんの訳知り風もいらいらするし・・・天才なのはわかるけどなんで夏織に対して期待させるような行動をとりながら突き放すんだろうなあ・・Sなのか。 武藤氏のしつこさというか長年恋愛してこなかった人ののめり込み具合は良く表現されていたけど、しつこかったかも?あとこのシリーズはミステリー調だった気がするけど、ミステリーな部分は感じられなかった。人生思うようにはいかないのだと作者は言いたいのだろうか。

  • お菓子は美味そうなんだがな…

  • このシリーズは3冊共、出てくる食べ物が美味しそうなのが好き。
    主人公程ではないが、甘いものをそれほど好きではない私でも
    ふと「ケーキでも食べようか」などと思わさせられてしまう。

    今回はお菓子と恋愛の話に終始してしまっているのが意外だった。
    この分量で2視点の作品だったからか、両パートとも展開重視で
    感情などがさほど描かれず、少しずつ物足りなさを感じた。
    ここまでの2作ではミステリ要素があった分、その薄味さ加減が
    好ましかったけれど、今作ではそういった味付けもないので
    全体として薄い印象。

    お菓子作りで試行錯誤する部分をメインに据えて、そのあたりの
    描写を増やしていたら「パティスリーのお仕事小説」的に成立して
    他の部分はエッセンスとして味わえたのだと思うんだけど、
    わざわざ2視点にしている割に「夏織が色々頑張った」シーンは
    それほど掘り下げず、入り口だけ切り貼りしてさらっと時間経過を
    させてしまうので、武藤目線で見た場合の印象と大して変わらないし。
    じゃあ恋愛部分の方で読み足りる内容かと言えば、そっちも微妙。

    「ラ・パティスリー」でも思ったけれど、上田さんは感情を
    描くのがあまり得意ではないのかな。
    他の作品などで描かれたような、衝動的な感情の揺れや
    執着にも近い激情型の愛情についての描写はまだそれなりに
    納得がいく時があるんだけれど。
    なんというかいわゆる「フツー」の恋愛感情について・・・
    身の内で育てていく過程というのがまるっと飛ばされて、
    唐突に恋愛感情になってしまっている印象。
    (「ラ・パティスリー」での夏織と恭也に関しても)

    そこ(過程の描写)が殆どないから、武藤なんてなんだか
    思い込みの強いただのストーカー気質な人に見えちゃうし。
    せめて自分の気持ちに気付いた時に動揺などする描写の
    一つでもあれば、印象は違ったと思うんだけどなぁ。

    夏織と恭也に関しても同様で、夏織が抱く恋愛感情が
    もっと淡いものとして描かれていれば良いのだけれど
    「好きだからそばにいたい」みたいなヌルい感情論を
    理屈で補強しているだけにしか見えなくて困る。

    どちらも恋愛感情抜きでも成立する物語なだけに(武藤は
    恋ぐらいならしても構わないけど)もったいないと感じた。

  • 「ラ・パティスリー」の五年後を描いた文庫オリジナル
    デパートマンの武藤は甘いものが大の苦手だが、スイーツフェスタの企画を任され中堅パティシエ香織を訪ねるが…

  • ラ・パティスリーの続編、だが、こっちを先に購入した。

    以外とパティスリーがメインの小説って少ないような気がする。お菓子が好きな私は、こんなパティスリーが近所にあったらな、自分もこんな風にお菓子をつくれたらな、と想像しながら読みました。

    随分前に読んだのでもう一回読み直す!

  • 前作ほぼ忘れていた。ケーキの想像するだけで楽しかった。武藤しつこい。

全61件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。同作は「SFが読みたい! 2011年版」国内篇第1位に選ばれ、『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』の各表題作、『華竜の宮』の姉妹編『深紅の碑文』と合わせて《Ocean Chronicleシリーズ》と呼ばれ、読者からの熱い支持を集めている。近著に『妖怪探偵・百目』シリーズ、『薫香のカナピウム』など。

上田早夕里の作品

ツイートする