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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435987
感想・レビュー・書評
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前作の主人公のひとり、森沢夏織、そして甘いものが苦手な百貨店の催事担当者が登場。何故に彼が彼女恋をする展開を入れるのか?必要性を感じないし、全体的に嘘臭く薄っぺらいと感じた。やたらと少ないページでは尚更。ご都合主義は小説の見どころだが塩梅は必要。この作品に出てくるスイーツと同じ、さじ加減ひとつでガラリと物が変わってしまう。ただスイーツや人間描写はやはり好みだ。
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読んでいると口の中に色彩豊かなお菓子の味がひろがってくるよう。最近やっと甘いものを楽しめるようになった身としては、職人さんって凄いなあお菓子って奥が深いなあとただただ感心。
ただ前作同様、話は淡々としてるし登場人物の心理が掴みにくい。恭也はあっさり帰ってくるけど二人の関係性がいまいち伝わらないし、武藤さんのいきなり(に感じた)の夏織への執着はちょっと怖かった。あとミステリ要素は完全になしでした。