菓子フェスの庭 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 397
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435987

感想・レビュー・書評

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  • 菓子フェスを担当することになった甘いもの嫌いの武藤。自分にも食べられるお菓子を作って貰った感動から夏織に惹かれるも玉砕。ちょっと職権濫用な感じもしたしなぁ。恭也さん、なぜ偽名のまま?本名は捨てたの?今回も美味しそうなスイーツが沢山。恭也さんの新しいお店の話も読みたい。

  • 「ラ・パティスリー」の5年後です。
    百貨店の企画部所属・武藤(菓子フェスの担当者)とフランス菓子店“ロワゾ・ドール”の中堅職人・夏織、二人の視点で描かれます。
    武藤は夏織に好意を抱いて、転職を考える彼女を考え直させるために次回企画まで考えるけれど、それって公私混同じゃ・・・?まぁ、企画としてはちゃんとしたものみたいだけど。
    まぁ年齢もあるけど神戸でお店を開くために戻ってきた市川のほうが大人に見えるよね。まぁ、今回はロマンス部分は本当に薄くて夏織の市川への想いは尊敬なのか恋愛的なものなのかよくわからないけど。

  • ケーキの知識が全然ないけどすごく読みやすくて面白かった。知っている場所が出てくるのも楽しかった。

  • 神戸にあるフランス菓子店“ロワゾ・ドール”に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場。

  • 美しいお菓子の描写もさることながら、お菓子業界の裏側と職人の厳しさ、やり甲斐といった要素が非常にうまく書かれているのがこのシリーズの一番の魅力。
     さて、お菓子の嫌いな人がお菓子と関わるという切り口で展開する今作。この切り口が面白く、百貨店という販売するプロの側からの目線も興味深いです。今まで考えたこともない一つのお菓子を生み出すことの大変さと喜びが主人公・夏織を通じて書かれており、彼女の新たな挑戦に期待せずにはおれませんね。 

  • ジャンルが違っても、同じ人から生み出された言葉。
    それがとても心地よい。
    お菓子、食べたくなる。

  • 食べ物の美味しそうな感じがよく伝わってくる。
    SFだけじゃなくて、こういう日常も淡々と書けるのはいいなぁ、と思う。
    でも、どちらも独特の雰囲気故に融合は難しいかも。

  • 麗子さんがカロリー調整しながら食べているのでケーキの試食を続けても太らないっていうのは、なんか腹立ちますね。

  • ラ・パティスリーの続編、だが、こっちを先に購入した。

    以外とパティスリーがメインの小説って少ないような気がする。お菓子が好きな私は、こんなパティスリーが近所にあったらな、自分もこんな風にお菓子をつくれたらな、と想像しながら読みました。

    随分前に読んだのでもう一回読み直す!

  • パティシエシリーズ3冊目、百貨店企画部勤務の武藤は大の甘いもの嫌い、そんな彼に任された仕事はお菓子のフェスティバル。嫌いなものを扱う仕事に悪戦苦闘する彼が訪れたのはパティスリー〈ロワゾ・ドール〉、そこで待っていた出会いとは…
    1作目の5年後を舞台に門外漢の人物を主役に据えて、前作のキャラ達の成長も窺える話だった、甘いものが食べたくなるお菓子の描写は健在。前2作にあったミステリ要素は皆無で恋愛を前に押し出したものに、主人公が最後まで外側のお客様の立場に甘んじてしまったため、印象が薄いのが残念。
    今後ミュロワーズでの話も読んでみたい。

著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。同作は「SFが読みたい! 2011年版」国内篇第1位に選ばれ、『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』の各表題作、『華竜の宮』の姉妹編『深紅の碑文』と合わせて《Ocean Chronicleシリーズ》と呼ばれ、読者からの熱い支持を集めている。近著に『妖怪探偵・百目』シリーズ、『薫香のカナピウム』など。

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