力士ふたたび (ハルキ文庫)

著者 : 須藤靖貴
  • 角川春樹事務所 (2011年11月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436120

作品紹介

現役時代、気っ風のいい突き押し相撲で人気を博していた十両の秋剛士は、怪我に泣かされ、二十代半ばで引退した。それから三年-現在は妻の実家である瀬戸物屋を手伝う芹沢剛士が、相撲界の内幕を暴露する週刊誌の記事に登場した元親方を諫めるべく、そのマンションを訪れたところ…。かつて相撲雑誌の編集者として現場取材を重ねた相撲愛溢れる著者による、渾身の本格相撲ミステリー、書き下ろしで登場。

力士ふたたび (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 引退した元十両の秋剛士は、相撲界の内幕を暴露する週刊誌に登場した元親方を諫めるべく、そのマンションを訪れるが・・・。
    角界の様子、マスコミとの関係などは面白いが、ミステリーとしては普通で、
    「おれ、力士になる」「消えた大関」のような明るさ、期待した面白さではなかった。
    (図書館)

  • ちょっと期待してたのと違って残念。相撲界を舞台にサスペンスを繰り広げるアイデアはよかったのかも知れないけど、餅は餅屋で、そういうの得意な人は他にもいるしなぁ。巻末の解説は深読みしすぎな気も。

  • 元十両力士の秋剛士は引退し瀬戸物屋の娘婿になったソップ型力士。現役時代に世話になったかつての親方が週刊誌に相撲界のスキャンダルを告白する記事が出、兄弟子からの依頼もあり記事を止めてくれとお願いしに訪ねた当夜に親方が亡くなることから事件に巻き込まれる。病気による急死とは云うものの不審な死と、その親方に代わって週刊誌のスキャンダル記事に否応無く巻き込まれ、そして更に関係する周囲の事物が不審死。果たしてこれは事件なのか、黒幕は居るのか。

    小説の登場人物の中に必ず一人はデブが出てくることから個人的には密かに「デブ専作家」と名付ける須藤靖貴の新作だが、デブはデブでも「ソップ型」力士はデブではないな。というわけでこれはデブの出ない稀有な作品である「リボンステークス」に繋がるミステリというわけだ。

    但し、できるならばスキャンダルすらも笑い飛ばせるような相撲応援歌のような小説が読みたかったなあ。そちらは少し前に出たけど未だ読んでいない「セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー 」に期待か?

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