ぐうたら人生入門 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 46
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436199

作品紹介・あらすじ

「人生ケチに徹すべし」「正義漢づらをするな」など、辛辣ながらユーモアあふれる人生指南の言葉の数々-これらの箴言を発するのは、芥川賞作家にして、『海と毒薬』『沈黙』など多くの話題作・名作を発表し、昭和を代表する小説家の一人である遠藤周作。海外でも評価の高い重厚なテーマの作品を発表する一方で、自ら「狐狸庵山人」を名乗り、軽妙洒脱な文章が好評を博した氏の大人気エッセイ、待望の復刊。

感想・レビュー・書評

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  • ぐうたら生きるために勤勉になる

  • いやあ、時代だな〜と思わせる一冊です。遠藤周作にしてこういうなら、そして当時の女性の大部分がそれをまあそうか、と思っていたのなら、これは社会に出たい、出るしかない女性というのは大変だったと思うのです。田辺聖子さん、佐藤愛子さんのあの猛烈な姿勢は故あることだったのだと納得しました。

  • p22まで

  • 辛辣なツッコミと、語りかけるような素敵言い回しが散見される。おもしろいな。ぞな、もし。

  • 想像以上に軽いテンション。

    シモネタに屈しないでガンガン書いていく度胸がある。少し前の流行り廃り。意外と以前にもよく聞いた事のある話ばかり。そういうのを選んでいるのか。昭和中期のあるあるネタ。
    P46の「振り」とかお笑い風、漫談のような。
    「面妖な」とか「蛍を観に」という単語の実際にどういう場面で使っていたのか。
    死にたくなるという感覚をもうこの時点で使っていた。
    おんなじネタを使い回す。
    「ぞなもし」なのか「ぞな、もし」なのか。




    ピエール・ガスカールってどういうひとなのか。

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著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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