海と真珠 (ハルキ文庫 う 8-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 128
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436434

感想・レビュー・書評

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  • 相方のある行為で発表会に出場できなくなった舞。でも、どうしても『海と真珠』を踊りたい。レッスン場で、理佳子の家で練習を続ける。二人の願いが通じたのか、公式ではないがレッスン場で一回限り『海と真珠』を踊れることになった。ここがハイライトになってる感があり、ラストは講師や親の尽力もあり、地方の大会で『海と真珠』を踊るのだがややあっさりしており、しりすぼみ感がある。

  • 海と真珠を踊るための日々。少女の対比が良い。
    母との葛藤など女同士のやりとりが多いけど、二人がバレエが大好きという気持ちがあるからか爽やかな印象。
    恋もしながらバレエにのめり込む、若い情熱が光る。

  • 身につまされる。
    どうか自分の夢は自分で追って、自分でつかんでほしい。

  • バレエを題材にしたものが読みたくて、あらすじが好みだったので読みました。面白かった〜!一般というか昔ながらの少女小説っぽい。少女たちの成長や家族間のこととか、そして仄かに香るくらいの恋要素。よかったです。

  •  バレエにうちこみ「海と真珠」のパートナーとして踊ることになる二人の少女、舞と理佳子の二人がそれぞれに悩みや苦しみを抱えながら、気持ちを通わせ成長していく様を丁寧に書いた物語。
     瑞々しい、という言葉がピッタリくる作品です。代わる代わる主人公二人の視点で進んでいくのですが、それに連れて対照的な家庭環境や母親の様子が描写されていき、バレエだけでない厚みと奥行きを話に持たせています。気になったのは舞と理佳子、どちらも母親との仲が良好だけどあの年頃ってもっと母親と衝突するんじゃないかしら?今時の女の子って違うのかしらね…
     頻出するレッスンのシーンも作者が経験者との事もあり、細かい動きなどわからないながらもイキイキした描写でよかったと思います。

  • 同じバレエスクールに通う中学3年生の女子、舞と理佳子の視点で。頻出する専門的な言葉に、素養のない私は序盤ちょっぴり退屈。70頁目付近からはとてもいい。人生なんて、全然平等じゃない。異なる環境で育つ2人は、それぞれ鬱屈した思いを抱えていて、時に素直じゃないこともあるけれど、それをきちんと認める心の内が細やかに描かれています。何度感極まりそうになったことか。「大きな悲しみには、小さな喜びがついてくる」。使うべきではないとも言われる「がんばれ」。でも、いちばん好きなことはがんばって。そうすれば、離れていても大丈夫。

  • 煌めく。

  • 途中、3回程ウルっとしてしまった。
    まさか中学生のバレリーナの話で涙するとは思わなかった。
    最初だけ専門用語が煩わしかったけど、そんな事は些細な事でした。2章目からは一気読み。
    ちょっと幸せになれますよ。

  • 2016/02/16

  • 主人公二人の少女の姿がまぶしいのは当然として、その母たちの自立への歩みに深く共感できる。続編は『風色デイズ』所収の「眠れる森の美女」。

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著者プロフィール

梅田みか(うめだみか)
作家・脚本家。東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。小説、エッセイのほか、人気テレビドラマの脚本を多く手掛けている。幼少期より橘バレヱ学校にてクラシックバレエを習う。小説『海と真珠』(ハルキ文庫)はその経験が生かされた本格的バレエ小説。バレエのほか、フィギュアスケートにも造詣が深い。

「2018年 『エトワール! 4 白雪姫と小人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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