恋わずらい―剣客太平記 (ハルキ文庫 お 13-4 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.59
  • (1)
  • (8)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436595

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 恋がまとまるようで流れていく。

  • 取次屋シリーズは一気呵成に読み終えたから(あと一冊のこしてる)この作品はじっくりと読まなきゃ(ムリや・・・)
    相変わらず良き人物が多い
    栄三よりもスキがあるところも良い
    成長が楽しい
    近くにこんな人いないかしらん

    さて、良き人も多く出るのですが、まだ作者が様子見なのかレギュラーに落ち着いてません
    なぜ死んじゃった・・・

  • この巻も読み終えてひじょうにさわやかな気分である。
    主人公の峡竜蔵がバタバタと悪者をなぎ倒す爽快さ、物語にはさらに人情味も加わって、私のような単純な人間には本当に楽しめる作品だ。

  • なんとなく読んでしまう「剣客太平記」の第4作。竜蔵だけでなく、門弟それぞれの持ち味がそれぞれ出てきて面白い。竜蔵も成長している感じ。それにしても、「爽やか」「爽快」「気持ちのいい」などの直接的な表現で竜蔵を語りすぎではないか。

  • 第四弾
    身近な人を含め色々な事件・問題を持ち前の豪快さで解決

  • L 剣客太平記4

    あれ?まだシリーズ4段だった?と思うくらいのスピードで出てる気がするんですけど。装丁の絵、誰かと思ったら門弟の新吾ちゃん。なまじ道場主の竜蔵も若いのでなんだか表題作もピリっとせず。やたらめったら皆が竜蔵に心酔するのも逆に興ざめ。返り忠兵衛と違って期待感や見守りたい感ではなく人物に魅力倍増を盛りすぎているところがいささか胸焼けが。そんな心頭する魅力がよくわからないのだけれど。
    なんか昔の爽快時代劇を見ているよう。憂いよりも爽快感が優ってる気がするし。それにどーも竜蔵に女を絡めて読者をやきもちさせよーとする意図がヒシヒシ感じられてなんだかなあーの読了後。
    読みやすいのとシリーズの登場人物がちょこちょこ出てくるので読むなら最初から。
    綾が一番まともで光ってる。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

一九六一年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九十周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。二〇一〇年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。他に「若鷹武芸帖」「八丁堀強妻物語」「仕立屋お竜」などのシリーズがある。

「2023年 『明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡本さとるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×